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清彦・照彦
,→第27巻
槻の洞穴に言依別命一行([[言依別命]]・[[国依別]]・[[若彦]]・[[常楠]]ら)が帰って来た。言依別命は常楠(清彦・照彦の父)に琉球の王になれと命じ、清彦・照彦には常楠と共に島を守護せよと命じ、船で[[高砂島]]に向かって出発した。清子姫・照子姫は言依別命の後を追い、夜ひそかに船で高砂島へ向かった。清彦・照彦は清子姫・照子姫が消えたことに落胆したが、紀の国に妻子あることを思い出して、この恋を断念した。〔{{rm|27|16|琉球の神}}〕
清彦は、[[琉球沼]]の対岸に清子姫・照子姫が現れて手を差し招いた夢を見た。清彦・照彦は琉球沼に行ってみると、沼の中央の珊瑚礁の小島の岩窟で、[[清子姫]]・[[照子姫]]と出会った。以前の清子姫・照子姫と容姿はそっくり<ref>{{rm|27|17|沼の女神}}:「槻の洞にて出会うた女 '''姿も顔も少しも変らぬ'''清子姫」清子姫」、{{rm|27|18|神格化}}:常楠のセリフ「ヤアお前は此間此処を立去つた清子姫、照子姫の二人ではなかつたか。'''縦から見ても横から見ても瓜二つ、寸分違はぬ綺麗な女'''」</ref>だが別人で、[[広宗彦]]の子孫<ref>{{rm|27|17|沼の女神}}:清子姫の歌「広宗彦が四代の孫」</ref>である(→「[[清子姫・照子姫 (琉球沼)]]」)。清彦と清子姫、照彦と照子姫がそれぞれ結婚する。清彦は[[琉の島]](北の島)の、照彦は[[球の島]](南の島)の守り神となった。〔{{rm|27|17|沼の女神}}~{{rms|27|18|神格化}}〕
=== 第28巻 ===