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家口いく
,→王仁三郎と初対面
いくは初めて王仁三郎と面会した時のエピソードを次のように回顧している。<ref>『[[出口栄二選集]] 第四巻』p242~243の出口栄二と出口和明の対談の中。初出は『[[おほもと]]』昭和48年(1973年)10月号</ref>
{{Inyou| 昭和四年、九州から初修行に亀岡に来た時のことです。聖師さまは高天閣でした。昔は修行者は、高天閣で御面会でした。聖師さまはお机で、みんなぐるりと坐るでしょう。おじぎして、聖師さまが一人一人を御覧になって、またおじぎしてズーと行くでしょ。みんなが辞去して帰った後も、私はいつまでも立ち上がれないのです。あれは霊縛をかけられていたのでしょう。すると聖師さまが藪から棒に、 昭和四年、九州から初修行に亀岡に来た時のことです。聖師さまは[[高天閣]]でした。昔は修行者は、高天閣で御面会でした。聖師さまはお机で、みんなぐるりと坐るでしょう。おじぎして、聖師さまが一人一人を御覧になって、またおじぎしてズーと行くでしょ。みんなが辞去して帰った後も、私はいつまでも立ち上がれないのです。あれは霊縛をかけられていたのでしょう。すると聖師さまが藪から棒に、<br>
「タルヒトか、タケヒトか」<br>
と聞かれたので、私はとっさに、<br>