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霊力体
,→霊力体の発生・役割
天地の真象、万有の運化、活物の心性、これは誠に不変不易の活経典と称すべきである。吾々は実に此活経典に対して、真神の真神たる所以を悟る事に努力せねばなるまい。|「大本略義」内の「{{obc|B195301c36|霊力体}}」(『[[出口王仁三郎著作集]] 第一巻』所収)}}
{{Inyou|
私のとなへる愛善の道は、既成宗教の重きを置いた霊と、近代科学の重きを説く体との間に奇蹟的な力があって、神秘的な結合作用を為すもので、この「力」こそ実に神から流れ来るもので、これを神力といひ法力ととなふるのであって、この霊、力、体の三元説の大原則を樹立し、この原則に出発した霊体の和合が行はれねば力ある真理は成り立たないと信ずるものである。この霊、力、体の大原則は私が神明のお導きに依って霊山高熊山に修業を命ぜられた時に、素盞嗚尊様の命に依って、小松林命様から神示を得、そこに断案を発見したのであるから、今日までの如何なる学者も唱へたことのない天啓の大原則であって、これに依ってはじめて一切の既成宗教の説と現代科学の説とが両立し、しかもこの二者共に真生命を与へらるることを覚ったのである。
これを更に解り易く言へば、男と女とは自づから霊と体とを具有してをるが、今一つ神秘なる力が加はる時に子供が出来るのだ。アインスタインの相対性原理説では足らないものが一つある。その一つは実に宗教と科学とを結合し完成するところの天啓の教理であるのである。この霊、力、体の三元説を見出さなければ、地上に思想的争闘の絶ゆることなく、思想的争闘が絶えねば、従って体的、即ち物質的争闘の絶ゆるはずはない。|『[[惟神の道]]』「{{obc|B123900c008|愛善道の根本義}}」(初出『[[神の国]]』昭和7年(1932年)3月号「皇道大本は宇宙意志の表現」)}}
* {{rm|6|1|宇宙太元}}