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八王大神
,'''八王大神'''（やつおうだいじん）は、[[霊界物語]]の登場人物。[[常世彦]]の称号<ref>{{rm|4|42|無道の極}}：「八王大神の'''称号'''を得むと」</ref>または職名・職号<ref>{{rm|4|41|悪盛勝天}}：「大神は八王大神の'''職名'''を附することを」「八王大神の'''職号'''につき」</ref>。
[[常世彦一世]]は「八王大神」を自称していたが、[[常世彦二世]]は[[天使長]]就任後、[[国祖]]に「八王大神」の称号を与えるよう要求した<ref>{{rm|4|41|悪盛勝天}}～{{rms|4|42|無道の極}}</ref>。国祖は最初はそれを拒否していた。「そのゆゑは国祖の大神さへもその表面は神名を用ゐたまはず、たんに国治立命と称し給へるに、その部下に仕ふる天使長として僣越にも八王大神の名を附するは、天の大神に対して畏多く、かつ下、上を犯すの端を開くものと見なされたるが故なりき」<ref>{{rm|4|41|悪盛勝天}}</ref>。しかし常世彦はしつこく要求し、もし聞き入れられないようであれば、国祖を排斥して自ら地上の主権を掌握するとの強硬な態度に出た。国祖は涙を呑んで、八王大神の称号を与えた<ref>{{rm|4|42|無道の極}}：「常世彦は執拗にも国祖大神に対し、八王大神の称号を得むと迫ることますます急にして、万々一国祖にして聴許なき時は、みづから進ンで国祖大神を斥け自ら地上の一大主権を掌握せむとの強硬なる態度を持し居たるなり。（略）国祖は常世彦の勢、到底制すべからずとし、涙を嚥ンで彼らの言を採用し、ここに八王大神の称号を与へ給ひける」</ref>。
常世彦は[[第1巻]]から「八王大神」と呼ばれ、「常世彦」より「八王大神」と呼ばれている方が多い。しかし[[第5巻]]で、[[大自在天]]・[[大国彦]]が「[[常世神王]]」と改称し、自分の名前と似ているため「[[ウラル彦]]」と改名した<ref>{{rm|5|17|勢力二分}}</ref>。それ以降は「八王大神」と呼ばれることはほとんどなく、「ウラル彦」と呼ばれている。
{{デフォルトソート:やつおうたいしん}}
[[Category:霊界物語の人物]]
[[常世彦一世]]は「八王大神」を自称していたが、[[常世彦二世]]は[[天使長]]就任後、[[国祖]]に「八王大神」の称号を与えるよう要求した<ref>{{rm|4|41|悪盛勝天}}～{{rms|4|42|無道の極}}</ref>。国祖は最初はそれを拒否していた。「そのゆゑは国祖の大神さへもその表面は神名を用ゐたまはず、たんに国治立命と称し給へるに、その部下に仕ふる天使長として僣越にも八王大神の名を附するは、天の大神に対して畏多く、かつ下、上を犯すの端を開くものと見なされたるが故なりき」<ref>{{rm|4|41|悪盛勝天}}</ref>。しかし常世彦はしつこく要求し、もし聞き入れられないようであれば、国祖を排斥して自ら地上の主権を掌握するとの強硬な態度に出た。国祖は涙を呑んで、八王大神の称号を与えた<ref>{{rm|4|42|無道の極}}：「常世彦は執拗にも国祖大神に対し、八王大神の称号を得むと迫ることますます急にして、万々一国祖にして聴許なき時は、みづから進ンで国祖大神を斥け自ら地上の一大主権を掌握せむとの強硬なる態度を持し居たるなり。（略）国祖は常世彦の勢、到底制すべからずとし、涙を嚥ンで彼らの言を採用し、ここに八王大神の称号を与へ給ひける」</ref>。
常世彦は[[第1巻]]から「八王大神」と呼ばれ、「常世彦」より「八王大神」と呼ばれている方が多い。しかし[[第5巻]]で、[[大自在天]]・[[大国彦]]が「[[常世神王]]」と改称し、自分の名前と似ているため「[[ウラル彦]]」と改名した<ref>{{rm|5|17|勢力二分}}</ref>。それ以降は「八王大神」と呼ばれることはほとんどなく、「ウラル彦」と呼ばれている。
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[[Category:霊界物語の人物]]
