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伊都能売神諭
,'''伊都能売神諭'''(いづのめしんゆ)とは、[[出口直]]の昇天後に[[国常立尊]]が[[王仁三郎]]に帰神して書いた神諭のこと。
== 名称 ==
厳の御魂である出口直の昇天によって、瑞の御魂である王仁三郎が、厳と瑞を一つに合わせた[[伊都能売]]の御魂として活動するようになった<ref>{{is|35|大正8年7月12日|a003|a004}}:「変性男子と変性女子の御魂とが一つに成りて、弥々伊都能売魂の御用に変りて来たから」</ref>。そのため伊都能売神諭と呼ばれる。
ただし王仁三郎自身が「伊都能売神諭」と呼んだわけではなく、教団内の通称である。<ref>愛善苑の研修資料『伊都能売神諭』(平成9年(1997年)、あいぜん出版)の巻頭の「伊都能売神諭復刻によせて」に「「伊都能売神諭」についての表題は、出口聖師によるものではなく大本教団内での通称名であって、その名称が定着しているのでこれを用いた」とある。</ref>
== 発表 ==
伊都能売神諭は『[[神霊界]]』大正7年(1918年)12月22日号(第76号、大本教祖号)から大正8年(1919年)11月1日号(第97号)にかけて掲載された。
題名は変遷がある。最初は「神諭」という題名で大本神諭<ref>神霊界誌上では大本神諭とは呼ばれていない。単に「神諭」である。</ref>と共に伊都能売神諭を掲載した。次に「教祖神諭」(大本神諭のこと)の後に「神諭」(伊都能売神諭)を掲載した。後に「伊都能売魂」という題名で掲載した。
* 大正7年12月22日号(第76号、大本教祖号):「神諭」<ref>最初に明治43年旧4月15日、18日の大本神諭(出口直昇天後に拝読を許された)が掲載され、その後に伊都能売神諭が掲載されている。</ref>大正7年12月2日、年月日不明
* 大正8年1月1日号(第77号):「神諭」大正7年12月22日、12月25日、12月24日、12月26日
* 大正8年1月15日号(第78号):「神諭」<ref name="shinreikai78">「神諭」の前に「教祖神諭」と題して大本神諭が掲載されている。</ref>大正8年1月1日、7年12月27日、8年1月2日、1月5日
* 大正8年2月1日号(第79号):「神諭」<ref name="shinreikai78" />大正8年1月11日、7年12月23日、8年1月19日、1月27日
* 大正8年2月15日号(第80号):「神諭」<ref name="shinreikai78" />大正8年2月6日、1月21日、1月25日、1月27日
* 大正8年3月1日号(第81号):「神諭」<ref name="shinreikai81">「教祖神諭」は掲載されていない。</ref>2月13日、2月18日、2月20日、2月21日
* 大正8年3月15日号(第82号):「神諭」<ref name="shinreikai81" />3月7日、3月8日、3月11日、3月12日
* 大正8年4月1日号(第83号):「神諭」<ref name="shinreikai81" />3月10日
* 大正8年5月1日号(第85号):「神諭」<ref name="shinreikai81" />4月13日
* 大正8年5月15日号(第86号):「神諭」<ref name="shinreikai78" />4月23日
* 大正8年7月15日号(第90号):「神諭」<ref name="shinreikai78" />5月5日、6月3日、6月4日
* 大正8年10月1日号(第95号):「伊都能売魂」<ref>最初に「教祖神諭」が、その次に「伊都能売魂」が掲載されている。</ref>7月12日
* 大正8年11月1日号(第97号):「伊都能売魂」<ref name="shinreikai81" />7月11日、8月12日
[[大本神諭]]の書記日付は基本的に旧暦だが、伊都能売神諭は基本的に新暦で書記されている。
== 刊本 ==
第二次大戦前は『[[神霊界]]』で発表されただけで、単行本化はされなかった。
大戦後は次のような刊本がある。
* 『伊都能売神諭(研修資料)』平成9年(1997年)4月、あいぜん出版(現・みいづ舎)
* 『伊都能売神諭─出口王仁三郎神示集(大本資料叢書2)』平成14年(2002年)12月、八幡書店
* 『いづのめしんゆ』平成28年(2016年)9月、天声社
他に『大本史料集成 1』(1982年刊)第三章(p604~662)に収録されている(一部を除く<ref>同書の「解題」p715に「教団と出版社の要請によって大正八年(一九一九年)一月十五日を削除した」とあるが、「一月十五日」ではなく「一月五日」の誤記だと思われる。</ref>)。
== 内容 ==
→「[[伊都能売神諭の内容]]」を見よ
== 脚注 ==
<references/>
== 関連項目 ==
* [[大本神諭]]
* [[裏の神諭]]
* [[霊界物語]]
== 外部リンク ==
* [https://onidb.info/mview.php?title=sinyu 大本神諭、筆先、伊都能売神諭の総目次] - 王仁DB
* [https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=is 伊都能売神諭] - 霊界物語ネット
{{デフォルトソート:いつのめしんゆ}}
[[Category:教典]]
== 名称 ==
厳の御魂である出口直の昇天によって、瑞の御魂である王仁三郎が、厳と瑞を一つに合わせた[[伊都能売]]の御魂として活動するようになった<ref>{{is|35|大正8年7月12日|a003|a004}}:「変性男子と変性女子の御魂とが一つに成りて、弥々伊都能売魂の御用に変りて来たから」</ref>。そのため伊都能売神諭と呼ばれる。
ただし王仁三郎自身が「伊都能売神諭」と呼んだわけではなく、教団内の通称である。<ref>愛善苑の研修資料『伊都能売神諭』(平成9年(1997年)、あいぜん出版)の巻頭の「伊都能売神諭復刻によせて」に「「伊都能売神諭」についての表題は、出口聖師によるものではなく大本教団内での通称名であって、その名称が定着しているのでこれを用いた」とある。</ref>
== 発表 ==
伊都能売神諭は『[[神霊界]]』大正7年(1918年)12月22日号(第76号、大本教祖号)から大正8年(1919年)11月1日号(第97号)にかけて掲載された。
題名は変遷がある。最初は「神諭」という題名で大本神諭<ref>神霊界誌上では大本神諭とは呼ばれていない。単に「神諭」である。</ref>と共に伊都能売神諭を掲載した。次に「教祖神諭」(大本神諭のこと)の後に「神諭」(伊都能売神諭)を掲載した。後に「伊都能売魂」という題名で掲載した。
* 大正7年12月22日号(第76号、大本教祖号):「神諭」<ref>最初に明治43年旧4月15日、18日の大本神諭(出口直昇天後に拝読を許された)が掲載され、その後に伊都能売神諭が掲載されている。</ref>大正7年12月2日、年月日不明
* 大正8年1月1日号(第77号):「神諭」大正7年12月22日、12月25日、12月24日、12月26日
* 大正8年1月15日号(第78号):「神諭」<ref name="shinreikai78">「神諭」の前に「教祖神諭」と題して大本神諭が掲載されている。</ref>大正8年1月1日、7年12月27日、8年1月2日、1月5日
* 大正8年2月1日号(第79号):「神諭」<ref name="shinreikai78" />大正8年1月11日、7年12月23日、8年1月19日、1月27日
* 大正8年2月15日号(第80号):「神諭」<ref name="shinreikai78" />大正8年2月6日、1月21日、1月25日、1月27日
* 大正8年3月1日号(第81号):「神諭」<ref name="shinreikai81">「教祖神諭」は掲載されていない。</ref>2月13日、2月18日、2月20日、2月21日
* 大正8年3月15日号(第82号):「神諭」<ref name="shinreikai81" />3月7日、3月8日、3月11日、3月12日
* 大正8年4月1日号(第83号):「神諭」<ref name="shinreikai81" />3月10日
* 大正8年5月1日号(第85号):「神諭」<ref name="shinreikai81" />4月13日
* 大正8年5月15日号(第86号):「神諭」<ref name="shinreikai78" />4月23日
* 大正8年7月15日号(第90号):「神諭」<ref name="shinreikai78" />5月5日、6月3日、6月4日
* 大正8年10月1日号(第95号):「伊都能売魂」<ref>最初に「教祖神諭」が、その次に「伊都能売魂」が掲載されている。</ref>7月12日
* 大正8年11月1日号(第97号):「伊都能売魂」<ref name="shinreikai81" />7月11日、8月12日
[[大本神諭]]の書記日付は基本的に旧暦だが、伊都能売神諭は基本的に新暦で書記されている。
== 刊本 ==
第二次大戦前は『[[神霊界]]』で発表されただけで、単行本化はされなかった。
大戦後は次のような刊本がある。
* 『伊都能売神諭(研修資料)』平成9年(1997年)4月、あいぜん出版(現・みいづ舎)
* 『伊都能売神諭─出口王仁三郎神示集(大本資料叢書2)』平成14年(2002年)12月、八幡書店
* 『いづのめしんゆ』平成28年(2016年)9月、天声社
他に『大本史料集成 1』(1982年刊)第三章(p604~662)に収録されている(一部を除く<ref>同書の「解題」p715に「教団と出版社の要請によって大正八年(一九一九年)一月十五日を削除した」とあるが、「一月十五日」ではなく「一月五日」の誤記だと思われる。</ref>)。
== 内容 ==
→「[[伊都能売神諭の内容]]」を見よ
== 脚注 ==
<references/>
== 関連項目 ==
* [[大本神諭]]
* [[裏の神諭]]
* [[霊界物語]]
== 外部リンク ==
* [https://onidb.info/mview.php?title=sinyu 大本神諭、筆先、伊都能売神諭の総目次] - 王仁DB
* [https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=is 伊都能売神諭] - 霊界物語ネット
{{デフォルトソート:いつのめしんゆ}}
[[Category:教典]]