言霊解

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

言霊解(ことたまかい、げんれいかい)とは、

(1) 単語や神話を言霊学によって解釈したもの。

(2) 霊界物語の篇題または章題。

  1. 第8巻第6篇「黄泉比良坂」に含まれる5つの章の章題。「げんれいかい」と読む。第39章言霊解一#から第43章言霊解五#まである。
  2. 第10巻第2篇「禊身の段」に含まれる5つの章の章題。「げんれいかい」と読む。第27章言霊解一#から第31章言霊解五#まである。
  3. 第11巻第3篇の篇題。「ことたまかい」と読む[1]第15章大気津姫の段(一)#から第17章大気津姫の段(三)#の3つの章がある。

(3) 『出口王仁三郎全集 第五巻』の前半に「言霊解」(読み方不明[2])と題して、古事記・日本書紀・謡曲の言霊解が次の14篇収録されている。ほとんどが講演録で、『神霊界』誌に掲載されたもので、そのうち過半は霊界物語にも収録されている。 →詳細は「出口王仁三郎全集 第五巻#目次

  • 古事記
    • 〔一〕神武天皇御東征之段
    • 〔二〕黄泉比良坂之段
    • 〔三〕神武天皇高佐士野行幸と神沼河耳命之段
    • 〔四〕美曽岐之段
    • 〔五〕大気津比売神之段
    • 〔六〕大蛇退治之段
    • 〔七〕三柱の貴の御子之段
    • 〔八〕子生の誓之段
    • 〔九〕天の岩戸之段
    • 〔一〇〕天若日子之段
    • 〔一一〕海幸山幸之段
  • 日本書紀
    • 神武天皇御東征之段
  • 謡曲
    • 〔一〕西王母
    • 〔二〕巻絹

関連項目

  • 古事記言霊解:霊界物語第15巻第2篇の篇題(内容は古事記の「大蛇退治之段」)。または『神霊界』大正9年(1920年)9月1日及び9月11日号に掲載された王仁三郎による言霊解(内容は古事記の「天若日子之段」と「海幸山幸之段」)。
  • 大本言霊解:『神霊界』大正8年(1919年)9月15日号(「おほもと号」)に掲載された王仁三郎による「オホモト」の4文字の言霊解。

脚注

  1. 戦前の版において目次にも篇の扉にもフリガナは振られていないが、凡例に「本巻に収められた言霊解(ことたまかい)」とフリガナが振られている。
  2. フリガナが振られていない。