竜灯松
竜灯松(りゅうとうまつ)は、霊界物語第16巻に登場する松。天の橋立の近くにある[1]。
次の2ヶ所で竜灯松が舞台となる。
- 英子姫と悦子姫の主従は、メソポタミヤの顕恩郷を出た後、バラモン教に捕まり、朽ちた舟に乗せられ海に流された。漂流した末に、自転倒島の丹後の国の、天の橋立の近く、竜灯松の根元に漂着して上陸した。〔第16巻第1章「天橋立」#〕
- 真名井ケ岳へ向かう悦子姫一行(青彦・加米彦・鬼彦・鬼虎、その他)が夜、竜灯松の根元で休んでいると、巨大な火団が竜灯松を目がけて矢のように降って来て、ズドンと大音響を発して爆発した。大小無数の玉となり、悦子姫の体内に吸収された。それは日の出神の神霊であった。〔第16巻第19章「文珠如来」#~第20章「思はぬ歓」#〕
実在する竜灯松
かつて「竜灯松」と呼ばれる松が文殊堂の近くに実在していた。
『吉津村誌』昭和5年(1930年)発行
https://dl.ndl.go.jp/pid/1212247/1/62
https://dl.ndl.go.jp/pid/1212247/1/497
p.819「正五九月の十六日の夜に一燈下る、是を天燈といふなり」
p.821「昭和二年七月十一日落雷の為めに損傷せり」
外部リンク
- <wp>吉津村 (京都府)</wp>:よしづむら。現・宮津市の「須津」と「文珠」地区。
- <wp>龍燈</wp>