秋津島

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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秋津島(あきつしま)とは、地球(世界)のこと。また、その雛型である日本のこと。[1] [2] [3]

豊秋津島」「秋津洲」「蜻蛉島」など色々な表記がある。 [4]

秋津根別(あきつねわけ)」「秋津島根(あきつしまね)」は日本のことを指す。

【用例(日本を指す場合)】

  • 「ゆゑに秋津島根の国土そのものは、九山八海の霊地と称ふるのである」[5]
  • 「筑紫の島を初め高砂島、常世の島、豊秋津島、竜宮島等に」[6]
  • 「豊葦原の瑞穂国 秋津の洲や筑紫島 常世の国や高砂の」[7]
  • 「豊葦原の中津国、秋津根別の神国は、世界を統ぶる天職を」[8]

一般的な意味

「秋津」(蜻蛉)とは古事記等の古典で使われている言葉で、トンボの古名。「秋津国」や「秋津洲」「秋津島」は、一般的には日本のことを指す。「大和国。また、本州。また広く、日本国の異称。(もと御所ごぜ市付近の地名から。神武天皇が大和国の山上から国見をして「蜻蛉の臀呫(となめ)の如し」と言った伝説がある)」〔広辞苑〕。

秋津が付く言葉

脚注

  1. 『出口王仁三郎全集 第2巻』「第6章 蜻蛉の臀呫の真意義#」:「豊秋津洲は地球である。而して根別の国は我大日本国である。大祓詞に「豊葦原瑞穂国」とあるは、豊秋津地球の別名で、「大倭日高見」とは根別日本国の別名である。 豊秋津洲は地球の亦の御名 秋津根別は日の本の国 葦原の瑞穂の国は地球なり 我大日本は日高見の国」(初出:『神霊界』大正7年5月1日号
  2. 『出口王仁三郎全集 第5巻』「松の露#」:「豊秋津洲と云うは、日本言霊学上五大洲の古称であり、豊秋津根別と称うるは現代の極東日本国のことである。そして五大洲の縮図として、我が日本国が今にその雛型を伝えている。そのまた我が日本国五大陸の縮図は、大島に形が伝わっている」(初出:『明光』昭和3年4月号)
  3. 『出口王仁三郎全集 第1巻』「第10章 大正維新に就て#」:「我が皇国は世界の中心にして大倭豊秋津根別の国といひ」(初出:『神霊界』大正6年3月号)
  4. 霊界物語での使用回数は、秋津島12回(秋津島根7回、秋津島2回、豊秋津島1回、豊の秋津の島1回、大倭秋津島1回(島と嶋は区別せず))、秋津洲3回(秋津洲1回、豊秋津洲1回、秋津の洲1回)、蜻蛉島3回(蜻蛉の島2回、蜻蛉島1回)
  5. 第1巻第31章#
  6. 第12巻第1章#
  7. 第19巻第17章#
  8. 『王仁文庫 第3篇』「いろは歌 其の一#