秀妻の国
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秀妻の国(ほづまのくに)は、霊界物語に登場する国。自転倒島、日本のこと。ただしメソポタミヤを指す場合もある[1]。
概要
- 表記ゆれ:秀妻国(ほづまのくに) [2]
- 初出:第1巻第31章「九山八海」#
- 枕詞のように「磯輪垣(しわがき)」や「七五三波(しわがき)」が付く場合が多々ある。[3]
- トルマン国を指す場合もある。玉鏡「たまがへしの二三種」#:「トルマン国は(注・言霊反しで)ツマと云ふ事になる、即ち秀妻の国である」
- 言霊学では「ホは天地万有の始めであって、かつ日の霊であり、ツは続き列なるなり、マは周りなり、眼なり、円なりの言霊」[4]になる。
日本書紀
もともとは日本書紀に出る言葉であり、「秀真国(ほつまくに)」と書く。
神武紀31年4月1日に次のようにある。
昔、伊弉諾尊、此の国を目(なづ)けて曰(のたま)はく、「日本(やまと)は浦安の国、細矛(くはしほこ)の千足(ちた)る国、磯輪上(しわかみ)の秀真国(ほつまくに)。秀真国、此をば袍図莽句儞(ほつまくに)と云ふ」とのたまひき」
出典:坂本太郎ほか校注『日本書紀(一)』岩波書店、p243-244
日本の美称。