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比沼麻奈為神社
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「[[故郷乃弐拾八年]]」には、本宮山から久次へ、そして伊勢へと遷座して行ったのではなく、本宮山から直接伊勢へ遷座したと記されている。(次の'''''太字斜線部'''''<u>下線部</u>)
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雄略天皇の勅命に依って、豊受姫大神を丹波国丹波郡丹波村比沼真奈井より、神風の伊勢国山田の村に移し祭り賜う神幸の途次、曾我部郷の宮垣内の聖場を択んで神輿御駐輦あらせられたのである。(略)
比沼真奈井神社の所在地は、太古は綾部の本宮山であった。そして天真奈井川原(あめのまないがわら)と云うのは、現今の和知川原の事である。丹波国丹波郡丹波村は現今の綾部の聖地である。中世、丹後国中郡久次村の真奈為が嶽の麓に、神社の旧蹟を移遷したと云う伝説が古来行なわれて居ったのである。然うすると、'''''<u>綾部の聖地から神風の伊勢の山田に遷座'''''</u>の途中、曾我部の郷に、一時、御旅所として御駐輦になったのである。
太古、同社の神職は綾部の出口家が奉仕して居ったと曰う事であるが、後世に到って、山田の外宮に奉仕せる社家に出口姓が伝わって居る。彼の有名なる神道家・出口延佳(のぶよし)は、外宮の社家中で最も電要なる家格の人であったのを見ても、証明する事が出来るのである。亦大神の御旅所となり、神明礼を創建して奉仕せし藤原家の末裔たる王仁(わたし)が、太古の神縁ある綾部に来たりて、出口家の相続者と成ったのも不可思議な神縁で在ると思う。
|『[[出口王仁三郎著作集]] 第五巻』収録「生いたちの記」<ref>[http://reikaimonogatari.net/index.php?obc=B195305c103 「生いたちの記」]</ref>(原題「故郷乃弐拾八年」、『神霊界』大正10年2月号掲載)
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== 霊界物語の比沼真名井 ==
霊界物語には比沼麻奈為神社そのものは登場しないが、神の降臨地である久次岳とその周辺の原野が「真名井山」「真名井ケ原」と呼ばれ、またそれら聖域の総称として「比沼真名井」と呼ばれている。→詳細は「[[比沼の真名井]]」を見よ
== 脚注 ==
== 関連項目 ==
* [[比沼の真名井元伊勢皇大神社]]- 霊界物語で伊勢神宮内宮(天照大神)の最初の鎮座地とされる
[[Category:神社|ひぬまないしんしや]]