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琉球の玉
,→主なエピソード
* [[高姫]]が二人の後を追って琉球にやって来た。二人はこれから[[高砂島]](南米)に向かうが、琉球の玉を持って行くと、追い駆けて来た高姫が玉を盗んだりして罪を重ねることになる。そのため二人は玉の精霊だけを自分の身魂に移して、形骸としての玉は[[若彦]]に渡して[[生田の森]]の神館へ持ち帰るよう命じる。<ref>{{rm|27|16|琉球の神}}</ref>
* 言依別命は琉の玉の精霊を、国依別は球の玉の精霊を腹に吸い取った。この玉のパワーは[[アマゾン]]で[[モールバンド]]・[[エルバンド]]の魔軍を帰順させるときに発揮される。[[帽子ケ岳]]から二つの霊光がサーチライトのように輝き照らして魔軍を畏怖させた。<ref>{{rm|32|5|琉球の光}}</ref> <ref>{{rm|30|19|蜘蛛の児}}で、国依別・キジ・マチの3人がウラル教の軍隊と戦った時、国依別は霊光を発射しているが、これも球の玉の力によるものか? 「国依別は丸木橋の上より指をさし伸べ、サーチライトの如き霊光を発射して、此域を射照らしてゐる」</ref>
* [[若彦]]によって[[オノコロ島]]に持ち帰られた琉球の玉は、錦の宮の教主・英子姫の命で、琉の玉はに持ち帰られた琉球の玉は、錦の宮の教主・英子姫の命で<ref>{{rm|33|24|春秋}}:[[英子姫]]の[[高姫]]に対するセリフ「彼処には琉と球との宝玉が納まり、国玉別夫婦が守つて居りますが、神界の都合に依つて球の玉を紀の国の離れ島へ納めに行かねばなりませぬ。就ては生田の森に琉の宝玉を祭り、御守護を致さねばならないので御座います。此御守護は高姫様にお願ひ致さねばならないのですから、御苦労乍ら佐田彦と共に御出張を願ひます」</ref>、琉の玉は[[生田の森]]で[[高姫]]が宮司となり、球の玉は[[紀の国]]の[[玉留島]]で[[若彦]](国玉別命と改名)が宮司となって祭られる。<ref>{{rm|33|24|春秋}}、{{rm|33|25|琉の玉}}、{{rm|33|26|若の浦}}</ref>
* 国依別は[[ウヅの国]](アルゼンチン)の国司になったが、第69巻で「国依別は球の玉の神徳によつて、すべての世の中の成り行きを達観してゐた」とある。<ref>{{rm|69|3|喬育}}</ref>