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大道別
,→概要
* もともとは[[モスコー]]の[[八王神]]・[[道貫彦]]に仕える侍従長(または宰相)であった。<ref>{{rm|4|27|阿鼻叫喚}}:[[八王大神常世彦]]のセリフ「その実はモスコーの'''八王に仕へたる'''道彦といふ発狂者なり」</ref> <ref>{{rm|3|31|竜神の瀑布}}:[[畠照彦]]・[[竹友別]]のセリフ「貴下は八王神に仕へまつる'''侍従長'''の顕職にありながら」</ref> <ref>{{rm|4|31|傘屋の丁稚}}:「なほモスコーの'''宰相'''たりし大道別の永年の苦心より」</ref>
* 腕力が強い。<ref>{{rm|3|36|唖者の叫び}}:「力強の馬鹿となりすまして」、{{rm|3|38|四十八滝}}:「道彦は荒熊彦の信任を得、聾唖痴呆の強力として」「道彦はただちに月の姫を強力に任せてひきつかみ」、{{rm|4|5|議場の混乱}}:「強力の神道彦を従へ」「八王大神は強力の道彦に利腕を固く握られ、全身麻痺してその場に顔をしかめて打ち倒れたり」</ref>
* 容貌骨格が逞しい。<ref>{{rm|3|33|巴形の斑紋}}:「仁王のごとき容貌骨格のたくましき一人の男子が」</ref>
* [[八王大神常世彦]]と、容貌、骨格、身長、態度などがそっくりである。そのため道彦は[[常世会議]]で、急病で倒れた常世彦の替玉となる。<ref name="rm0422_michihiko">{{rm|4|22|窮策の替玉}}:「ここに謀議の結果、八王大神と容貌、骨格、身長、態度、分厘の差もなき道彦に、八王大神の冠を戴かせ、正服を着用せしめて、身代りとすることの苦策を企てける」</ref>
** [[八王大神常世彦]]の容貌は、頭髪が長く背後に垂れ、身長は高く、色は白く、目や眉は清く正しく、鼻は高からず低からず、骨格は逞しく、どことなく長者・頭領としての権威が備わった風貌である。<ref>{{rm|4|20|長者の態度}}:「さて八王大神常世彦は頭髪長く背後に垂れ、身躯長大にして色白く、眼清く、眉正しく鼻は高からず低からず、骨格逞しうして神格あり、何処となく長者たり頭領たるの権威自然に備はり」</ref>