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半ダース宣伝使
,編集の要約なし
* 岩彦は「宣伝使長」と呼ばれる場合もある。<ref>{{rm|13|5|同志打}}:「然し岩彦の<b>宣伝使長</b>は、お化物の舌の上に乗せられて居つて」など。</ref>
* 6人が一緒に活動するのは{{rm|15|4|神の栄光}}までである。
== 主なエピソード ==
=== 第13巻 ===
6人は[[アーメニヤ]]から[[竜宮島]]へ[[ウラル教]]の宣伝に出向いていたが、三年経っても何の成果も出せず、アーメニヤに帰国するため船に乗っていた。[[フサの海]]を航海中、突然颶風に遭遇する。だが三五教の宣伝使・[[日の出別命]]が宣伝歌を歌うと颶風はピタッと止んだ。6人はその神力に驚いて、三五教に帰順しようかと話し合うが、リーダー格の岩彦だけは、頑としてそれに反対する。フサの国の[[タルの港]]に着くと、日の出別命は[[フサの都]]へ向かって進んで行く。6人はその後をついて行く。〔{{rm|13|2|波斯の海}}~{{rms|13|4|夢の幕}}〕
日の出別命は6人に、[[フル野ケ原]]の地下の大岩窟「[[醜の窟]]」を探検させることで身魂の修業をさせる。最後に岩彦も改心が出来て[[本守護神]]が現れる。〔{{rm|13|5|同志打}}~{{rms|13|21|本霊}}〕
6人は[[田子の町]]の[[お竹]]の宿の騒動を鎮定し、[[弥次彦・与太彦]]を伴い[[コーカス山]]に進む。8人は林の中で野宿するが、何故か音彦以外の5人の宣伝使は姿を消してしまった。そこへ[[ウラル教]]の捕り手数十人が現れ、3人(音彦・弥次彦・与太彦)を捕まえようとする。3人は逃げて[[小鹿峠]]から谷間に飛び降りた。〔{{rm|13|23|和解}}~{{rms|13|24|大活躍}}〕
=== 第14巻 ===
話は全巻から続く。谷間に飛び降りた3人(音彦・[[弥次彦・与太彦]])の霊魂は[[中有界]]をさまよい、[[三途川]]の河守の婆と珍妙な問答を繰り広げる。[[日の出別命]]と半ダースの他の5人は、谷底で気絶していた3人を介抱する。3人は無事に現界に戻って来た。日の出別命は[[コーカス山]]に帰り、6人は馬に乗り[[フサの都]]へ進んだ。〔{{rm|14|1|三途川}}~{{rms|14|4|馬詈}}〕
[[小鹿峠]]の[[二十三坂]]の上で、[[勝彦]]が[[弥次彦・与太彦]]に幽斎を行っていると、悪霊が懸かって大変なことになる。そこへ日の出別命と半ダース宣伝使が馬に乗って空から現れ、助けてくれた。〔{{rm|14|13|山上幽斎}}〕
=== 第15巻 ===
半ダース宣伝使は[[太玉命]]と共に[[メソポタミヤ]]の[[顕恩郷]]に乗り込み、[[バラモン教]]の[[鬼雲彦]]の支配から顕恩郷を解放する。〔{{rm|15|3|十六花}}~{{rms|15|4|神の栄光}}〕
これ以降は、6人が一緒に登場することはない。単独行動となる。
== 脚注 ==