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蚊取別
,→概要
* 禿げ頭。<ref>{{rm|6|4|立春到達}}:「'''禿頭'''の[[鬼熊彦]](注・蚊取別の別名)は忽ち此の場に現はれたり」</ref> <ref>{{rm|6|16|大洪水(二)}}:「蚊取別の'''禿頭'''も此処に居たるが」</ref>
* 瓢箪面。<ref>{{rm|7|43|神の国}}:「見れば数多の篝火をドンドン焚いて数十人の人々、頭の光つた'''瓢箪面'''の男を中に置き」</ref> <ref>{{rm|8|32|朝の紅顔}}:「蚊取別といふ天下一品の禿ちやまの'''瓢箪面'''のヘツピリ腰の禿だらけの男と夫婦になつて」</ref>
* 妻は[[蚊取姫]]。{{rm|7|48|悲喜交々}}の[[北光神]]の歌の中で、蚊取姫の顔は花にも優る美しさだが、心は腐りきり、夫のことを忘れて[[花光彦]]という男と一緒に常世の国に住んでいる、ということが語られている。<ref>{{rm|7|48|悲喜交々}}:「蚊取の別の妻女なる 蚊取の姫のその面 花にも紛ふ優姿 されど心は腐り切り 夫ある身をも打忘れ 花光彦と手を取りて 今は常世の佗住居」</ref>
* 第7巻・第12巻に登場する蚊取別は、本物の蚊取別ではない。[[木花姫命]]の化身である。<ref>{{rm|12|12|化身}}:「この蚊取別は、もと大自在天の臣下たりし蚊取別に姿を変じ居れ共、実は贋物である。我はある尊き神の命を受け、宣伝使の養成に全力を注いで居るもの、実際の処を言へば大化物だ」</ref> <ref>{{rm|12|15|宣直し}}:行平別のセリフ「祝姫さま、此方は斯う見えても、普通の宣伝使ではない、天教山より現はれたる尊い天使に間違ない」、附言「蚊取別の天使は、祝姫の霊の夫婦に巡り会ふまで、他の異りたる霊と結婚をなし、天分使命を中途にして過たむ事を恐れ、種々と工夫を凝らし、一旦自分の妻神と名付け、時機の来るのを待たせつつあつたのは、神の大慈大悲の御守護であつた」</ref> <ref>{{rm|12|12|化身}}:[[高光彦]]のセリフ「蚊取別の宣伝使はこれや屹度'''三十三相に身を変じて御座る神様'''ですよ」</ref> <ref>{{rm|12|15|宣直し}}:[[行平別]](初公)のセリフ「此方は斯う見えても、普通の宣伝使ではない、'''天教山より現はれたる尊い天使'''に間違ない」</ref> <ref>{{rm|35|16|浮島の花}}:「木の花姫神の命の生御霊 蚊取の別もかくれ来にけり」、[[玉治別]]の歌「神素盞嗚大御神 木の花咲耶姫神 其生霊と現れませる 蚊取の別の宣伝使」</ref>