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2人を探しに出かけたお寅は、2人が手をつないでいるのを見て卒倒してしまう。発熱して病となり、2人を探しに出かけたお寅は、2人が手をつないでいるのを見て卒倒してしまう〔{{rm|64b|7|虎角}}〕。発熱して病となり、[[御霊城]]で寝込んでしまった。トンクとテクは平癒祈願のため[[橄欖山]]へ登る。山上で[[ブラバーサ]]と出会い、お寅の病のことを話す。ブラバーサは御霊城へ行き、お寅の病が治るよう祈願した。するとたちまちお寅の熱は治まった。ところがお寅は、お前のおかげで治ったわけではないとうそぶき、さんざん毒づいてブラバーサを追い返してしまう。〔{{rm|64b|16|誤辛折}}〕
虎島寅子
,→第64巻下
お寅は[[御霊城]]に帰ると、[[お花]]と[[ヤク]]が居た。お寅はお花に「私を探そうともせず、御霊城を乗っ取ろうとヤクとたくらんだのだろう」と疑う。ヤクはバカバカしくなり御霊城を飛び出した。お寅はその後を追い駆ける。トンクら3人もお寅の後を追った。その間、お花と守宮別は御霊城でイチャついていた。そこへお寅が帰って来る。愛人の守宮別をお花に盗られて半狂乱になって気絶する。お花と守宮別は御霊城から逃げ出した。〔{{rm|64b|4|誤霊城}}~{{rms|64b|5|横恋慕}}〕
翌日、ツーロが帰って来て「守宮別とお花が結婚し、僧院ホテルで[[新ウラナイ教]]を設立した。しかし[[有明家の綾子]]という女(守宮別の愛人。ヤクの娘)が現れて、お花と大喧嘩となり、お花は発熱して病院に入院した」という話を聞く。お寅は急いで僧院ホテルへ向かった。〔{{rm|64b|17|茶粕}}〕