比婆の山
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比婆の山(ひばのやま)は、古事記で伊邪那美神が葬られた山で、出雲の国と伯伎の国との境にある。
比定地が次の2つある。
- 広島県庄原市の比婆山(標高1,264m)
- 島根県安来市の比婆山(標高331m)
霊界物語では第8巻第39章「言霊解一」#の、古事記言霊解に出て来るだけである。比婆の山に葬ったということは「即ち霊主体従と体主霊従との中間に立て、神が時機を待たせられたと云ふことであります」と記されている。
比婆山とピラミット
『新月の光』に「比婆山とピラミット」と題して次のような王仁三郎の発言が収録されている。
(広島県庄原市)……あそこの本村のピラミットには弥勒の世の因縁が秘められてある。弥勒の世になれば、ピラミットに秘められている、鍵や因縁が明らかになる。比婆山は霊山である。(昭和二十年、当時広島県の山奥の山内東村に在住の桑原英昭氏拝聴)
出典:新月の光1125「比婆山とピラミット」
「本村のピラミット」とあるが、これは比婆山ではなく、庄原市本村町の葦嶽山(あしたけやま、標高815m)のことだと思われる。
葦嶽山は、昭和9年(1934年)に酒井勝軍が2万3千年前に造られた世界最古のピラミッドだと唱え、日本ピラミッドとして有名になった。
葦嶽山は比婆山の南南西にあり、山頂間は約25km離れている。