毀誉の雲翳

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

毀誉の雲翳(きよのうんえい)は、霊界物語第59巻第1篇の篇題。

第1章から第5章まで計5章ある。

広辞苑によると「毀誉」とは〈そしることとほめること〉、「雲翳」とは〈雲で空がくもること〉。

本篇は、キヨの関所バラモン軍の総取締チルテルの館が主な舞台になる。その「キヨ」(キヨの港キヨの湖などの地名もある)と「毀誉(きよ)」を掛けている可能性もある。

チルテルが妻(チルナ姫)に内緒で、館の離れに若い女(初稚姫)を住まわせていた。バーチルの帰宅を祝ってバーチル館で祝宴が開かれ、チルテルは部下(テク)に、愛人扱いしている初稚姫をここに連れて来るよう命じる。またチルナ姫は初稚姫を夫から引き離すため、チルテルの部下二人(カンナヘール)に、初稚姫を誘惑するよう頼む。冒頭の第1章逆艪#では悪党のワックス一味がキヨの港に上陸している。そういうことで「キヨ」に雲がかかる、ということが篇題の由来か?

第3章蜜議#ではカンナとヘールが初稚姫を口説き落とすために誉め称える歌を歌っている。第5章有升#ではテクがヤケクソになり、初稚姫を罵る歌を歌っている。