日比谷ケ原

日比谷ケ原（ひびやがはら）は、霊界物語に登場する原。東京の日比谷公園のこと。

日比谷公園がある場所は、江戸時代は大名屋敷が建ち並んでいたが、明治になると屋敷が壊され更地となり「日比谷ヶ原」と呼ばれるようになった。その後、日比谷公園が造られ、明治36年（1903年）に開園した。

霊界物語で「日比谷ケ原」は第46巻第3章「噛言」#に1回だけ出る。「（略）などと自称する信者が、俄に狂ひ立ち、壇上のアクを目がけて襲撃し、鉄拳の雨を降らす、足を取つて引摺りおとす、恰も日比谷ケ原の選良其儘の光景を演出した」

日比谷公園で普選運動等の政治・社会運動が行われ、暴動に発展することもあったため、「日比谷ケ原の選良（代議士のこと）そのままの光景」とは、要するに政治家・運動家たちの乱痴気騒ぎを現しているのだと思われる。

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