待兼山

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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待兼山(まちかねやま)は、大阪府の豊中市・池田市・箕面市にまたがる標高77mの丘で、古くは歌枕として歌われた。

「夜をかさね待ちかね山の時鳥(ほととぎす) 雲井のよそに一声ぞ聞く」(新古今和歌集、周防内侍)等、「待兼山の時鳥」を詠んだ歌があるが、「転じて、待ちかねたの意のしゃれ」としても使われる。

大本神諭霊界物語でも、待ちかねた意として使われている。

  • 第27巻第1章#:「暫くありて勝公は 二人の前に腰屈め 高姫さまの仰せには 待兼山の時鳥 お二人共に奥の間へ 早くお進み下さんせ」
  • 第64巻下第13章#:「『お客さま、お待兼のお酒が来た様ですワ』『ヤ、其奴ア豪気だ。早く早く、待兼山の杜鵑だ』」
  • 大本神諭 明治34年旧12月3日#:「世の立替を致して、お宮を建て貰うて、お宮に住居を致すのを、待兼山のほととぎす、姿隠して蔭からの守護致した御蔭に依りて」

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