幸之助(こうのすけ)は、穴太の喜楽(上田喜三郎)の留守宅で鍛冶屋をしていた元治郎の下男。紀州の出身。
霊界物語第38巻第24章「呪の釘」#にエピソードが記されている。
幸之助は15人の鍛冶職人に頼まれて、小幡神社の杉の木に元治郎の姿を画き、釘を打ち込んで呪い殺そうとした。
元治郎は病気になったが、喜楽の霊眼によって二本の大杉に五寸釘が八本ずつ打ち込まれているのが発見され、それを抜き取ったら元治郎の病気は治った。
幸之助は喜楽が恐ろしくなり、自分の罪が発覚することを恐れて、夜のうちに妻と共に紀州の故郷へ帰ったが、元治郎と同じ重病に罹り大変苦しんだ。