天の安河 (シオン山)
この項目では、シオン山から流れる天の安河について説明しています。その他の用法については「安河」をご覧ください。
天の安河(あまのやすかわ)は、霊界物語に登場する河。シオン山から流れる川。
主なエピソード
- 稚姫君命らは天の安河原の渓流で御禊を修し、シオン山の山上の高原で地鎮祭を行い、永遠に神の霊地と定めた。金勝要神は高原の中央の星巌を手にし、山頂から安河原の渓流に投げると、星巌は大瀑布の下まで落ち、磨かれて、さらに円くなり、光りは強く、金剛不壊の宝珠と化した。この玉を「顕国の御玉」と呼ぶ。〔第1巻第37章「顕国の御玉」#〕
- 稚姫君命一行は、船に顕国の御玉を乗せて、安河を下って、竜宮城に帰還した。〔第1巻第38章「黄金水の精」#〕
ヨルダン河と天の安河
前述のエピソードによると、天の安河は竜宮城の近辺を流れているようだが、ヨルダン河もやはりシオン山から流れ出て、竜宮城の横を流れている。
ヨルダン河と天の安河が同一の河なのか、別個の河なのかは不明。
関連項目
- シオンの滝:天の安河に架かる滝か?