五十嵐篤好
五十嵐篤好(いがらし あつよし)は、越中(富山県)在住の国学者。中村孝道や望月幸智(大石凝真素美の祖父)と関わりがあった。三男の五十嵐政雄も言霊関係の著書が多数ある。
略歴
- 寛政5年12月16日(1794年1月17日)、越中国砺波郡内島村で生まれる。
- 天保の初年、望月幸智から言霊の奥義を受ける[1]。
- 天保5年(1834年)、中村孝道の著書『言霊或問』を得て、言霊学の学識が高められる[2]。
- 天保6年(1835年)、〈中村孝道に江戸出府をすすめられたれど勤務多忙なるを以て果さず〉[3]。
- 嘉永3年(1850年)[4]、三男(五十嵐政雄)生まれる。
- 文久元年1月24日(1861年3月5日)、金沢にて歿す。満67歳。
参考文献
- 経済雑誌社 編『大日本人名辞書 増補之部 第7版』大正元年(1912年)、経済雑誌社、NDLDL蔵書 PID:932531/1/7
- 稲垣湊『五十嵐篤好』昭和16年(1941年)、郷土研究室、NDLDL蔵書 PID:1043485/1/25
- 『日本現今人名辞典 訂正版』明治34年(1901年)、日本現今人名辞典発行所、「五十嵐政雄」NDLDL蔵書 PID:1877041/1/30
主な著書
著書多数あり。測量関係の本が多い。言霊関係の著書は、
- 五十嵐篤好 述・五十嵐政雄 編『言霊真澄鏡』
など
外部リンク
- 五十嵐篤好 - ウィキペディア