三笠山
三笠山(みかさやま)は、
(1) 霊界物語の天祥地瑞に登場する山。紫微天界の真鶴国にある[1]。
(2) 奈良市の春日大社の東側にある山(通称・春日山)。古歌でよく歌枕として、月と組み合わせたり、笠を傘とかけて使われる。霊界物語においても、七五調の歌の中で何らかの歌枕として使われている。 [2]
本項では(1)について説明する。
- 初出:第73巻第37章「玉手の清宮」#
- 太元顕津男の神の一行12柱は南の国原を目指して進み、三笠山にやって来た。山の麓には現世比女の神の館(玉手の宮)があり、太元顕津男の神と現世比女の神の婚ぎの神業により、玉手姫の命が生まれた。太元顕津男の神は再び西南の国を指して旅立つ。〔第73巻第37章「玉手の清宮」#〕 - 三笠山が舞台となるのはこの章だけ。
脚注
外部リンク
- (奈良県) 春日山 (奈良県) - ウィキペディア
- 三笠山 - 学研全訳古語辞典(weblio)