キューピット

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
Jump to navigation Jump to search

キューピットは、古代メソポタミアやエジプト、ペルシャ、ギリシャ、ローマ等で使われた長さの単位。

一般には「キュービット(cubit)」と呼ばれるが、霊界物語では「キューピット」と表記されている。

古代イスラエルでは「アンマ(アマ)」と呼び、ひじから中指の先までの長さで、1アンマは約45センチメートル[1]

霊界物語の次の2つの章に出て来る。何れもエルサレムの宮(エルサレムの城)について言及している。

  • 第41巻第18章替へ玉#:(黄金姫のセリフ)「木花姫命様が天教山より出雲姫命を遣はし給うて、竿を以てエルサレムの城を測量させられた所が一万二千フアーロングあるといふことです。城の長さも広さも高さも皆相等しく、其石垣は百四十四キユーピツトあつて、碧玉にて石垣を築き」「又城の石垣といふのは此教を守護し宣伝する神司のことです。百四十四キユーピツトあるとは三五教の真と善と美の三相を悉く挙げて称讃したもので、宣伝使たるものの純良なる性相を言つたのです」
  • 第48巻第12章西王母#:(言霊別命のセリフ)「数百キユーピツトの城壁を囲らしてあるのを御覧なさいませ」「度(キューピット)と申すのは性相其ものであつて、聖言に云ふ、人とは凡ての真と善徳とを悉く具有するものの謂であります」

脚注

  1. 諸説あるが、新共同訳聖書の「度量衡および通貨」の説明では1アンマは約45cmと記載されている。

関連項目

外部リンク