「故山の夢」の版間の差分

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'''故山の夢'''(こざんのゆめ)は、[[出口王仁三郎]]の著書。第3歌集。数え年で10歳から28歳春までの出来事を回顧して詠んだ歌で、昭和5年8月から6年4月までに『[[真如の光]]』で発表した歌をまとめたもの。
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'''故山の夢'''(こざんのゆめ)は、[[出口王仁三郎]]の著書。第3歌集。数え年で10歳から28歳春までの出来事を回顧して詠んだ歌で、昭和5年8月から6年4月までに『[[真如の光]]』で発表した歌をまとめたもの。1733首ある<ref>第7歌集『[[白童子]]』の「後記」に『故山の夢』の収録歌数が「一千七百三十三首 童謡三十五篇 詩九篇』と記されている。</ref>。
  
 
== 概要 ==
 
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* 昭和10年(1935年)10月に[[天声社]]から発行された『[[出口王仁三郎全集]] 第八巻 我が半生の記』p28~174に本書の抄出が収録された。
 
* 昭和10年(1935年)10月に[[天声社]]から発行された『[[出口王仁三郎全集]] 第八巻 我が半生の記』p28~174に本書の抄出が収録された。
 
* 昭和48年(1973年)11月に[[読売新聞社]]から発行された『[[出口王仁三郎著作集]] 第五巻 人間王仁三郎』p38~55に本書の抄出が収録された。
 
* 昭和48年(1973年)11月に[[読売新聞社]]から発行された『[[出口王仁三郎著作集]] 第五巻 人間王仁三郎』p38~55に本書の抄出が収録された。
* 昭和51年(1976年)8月に[[天声社]]から『自叙回顧歌集 故山の夢』(492頁、OBN:1293)が発行された。
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* 昭和51年(1976年)8月7日に[[天声社]]から『自叙回顧歌集 故山の夢』(492頁、{{obn|1293}})が発行された。
* 平成8年(1996年)3月22日に[[あいぜん出版]](→[[みいづ舎]])から復刻版(OBN:1417)が発行された。
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* 平成8年(1996年)3月22日に[[あいぜん出版]](→[[みいづ舎]])から復刻版({{obn|1417}})が発行された。
* 平成18年(2006年)8月に[[天声社]]から『新修・自叙回顧歌集 故山の夢』(351頁、OBN:1875)が発行された。
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* 平成18年(2006年)8月に[[天声社]]から『新修・自叙回顧歌集 故山の夢』(351頁、{{obn|1875}})が発行された。
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== 目次 ==
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(昭和6年版の目次)
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* 自序
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* 田家の明暮
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** p001/野遊 (10歳の頃)
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** p007/柴刈 (11歳より12~3歳頃まで)
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** p011/芝居 (12歳の頃)
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** p015/狭田 (12~3歳の頃)
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** p020/土蜂 (12~3歳の頃)
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** p024/鯰取 (13~4歳の頃)
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** p028/教鞭 (13歳より16歳まで)
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** p034/下僕 (15~6歳の頃)
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* 夏冬の労役
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** p041/角力 (16歳の頃)
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** p047/荷車 (17~8歳の頃)
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** p053/初恋 (17~8歳の頃)
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** p056/懐古 (17~8歳の頃)
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** p058/夜遊 (17~8歳の頃)
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** p063/合図 (17~8歳の頃)
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** p069/悪友 (18~9歳の頃)
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** p076/獲鹿 (18~9歳の頃)
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* 若葉の神風
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** p083/転石 (20歳の頃)
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** p087/背輪 (21~2歳の頃)
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** p093/適齢 (21~2歳の頃)
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** p097/同胞 (21~2歳の頃)
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** p103/趣味 (22~3歳の頃)
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** p110/祭礼 (22~3歳の頃)
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** p116/麦飯 (22~3歳の頃)
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** p120/神詣 (22~3歳の頃)
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* 花鳥の興趣
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** p125/城趾 (23~4歳の頃)
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** p133/搾乳 (23~4歳の頃)
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** p137/麦蒔 (23~4歳の頃)
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** p142/米搗 (23~4歳の頃)
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** p146/毛布 (23~4歳の頃)
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** p151/晩秋 (23~4歳の頃)
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** p155/解剖 (23~4歳の頃)
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** p159/歌会 (23~4歳の頃)
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** p162/腕力 (23~4歳の頃)
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** p168/帰郷 (23~4歳の頃)
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* 専念の研究
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** p171/牧場 (23~4歳の頃)
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** p176/獣医 (23~4歳の頃)
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** p181/生業 (23~4歳の頃)
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** p185/逃牛 (23~4歳の頃)
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** p189/信仰 (24歳の頃)
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** p195/妙妙 (24歳の頃)
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** p202/試験 (25歳の頃)
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** p207/開業 (25歳の頃)
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** p211/仲裁 (25歳の頃)
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** p216/和解 (25歳の頃)
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* 連天の密語
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** p223/相聞 (25歳の頃)
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** p227/紅筆 (25歳の頃)
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** p232/名残 (25歳の頃)
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** p236/想思 (25歳の頃)
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** p242/留守 (25~6歳の頃)
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** p247/逆耳 (25~6歳の頃)
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** p252/血潮 (25~6歳の頃)
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** p257/夢現 (25~6歳の頃)
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** p261/養子 (25~6歳の頃)
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** p266/百日 (25~6歳の頃)
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* 雨後の新色
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** p271/歌舞 (25~6歳の頃)
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** p275/落角 (25~6歳の頃)
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** p281/忍路 (25~6歳の頃)
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** p285/意馬 (25~6歳の頃)
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** p289/後姿 (25~6歳の頃)
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** p295/押掛 (25~6歳の頃)
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** p300/親子 (26~7歳の頃)
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** p305/髪梳 (26~7歳の頃)
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** p311/野送 (26~7歳の頃)
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* 暁明の人生
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** p317/捨鉢 (26~7歳の頃)
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** p321/仮面 (26~7歳の頃)
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** p326/誘惑 (26~7歳の頃)
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** p332/寝巻 (26~7歳の頃)
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** p337/農児 (26~7歳の頃)
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** p342/破衣 (26~7歳の頃)
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** p348/草籠 (26~7歳の頃)
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** p352/陽炎 (26~7歳の頃)
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** p358/狭霧 (26~7歳の頃)
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** p362/雲雀 (26~7歳の頃)
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** p365/希望 (26~7歳の頃)
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* 憧憬の神光
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** p567/神愛 (28歳の春)
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** p374/遊魂 (28歳の春)
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** p377/仙境 (28歳の春)
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** p383/床縛 (28歳の春)
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** p387/神占 (28歳の春)
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** p396/嘲笑 (28歳の春)
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** p399/修行 (28歳の春)
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** p404/大道 (28歳の春)
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** p409/忍耐 (28歳の春)
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** p411/幽斎 (28歳の春)
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** p418/憑霊 (28歳の春)
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** p422/万金 (28歳の春)
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* 鍛錬の霊縁
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** p429/覿面 (28歳の春)
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** p435/白滝 (28歳の春)
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** p438/妨害 (28歳の春)
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** p443/婆心 (28歳の春)
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** p448/古疵 (28歳の春)
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** p453/負笈 (28歳の春)
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** p458/薫陶 (28歳の春)
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** p464/帰路 (28歳の春)
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** p468/白影 (28歳の春)
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** p474/丑刻 (28歳の春)
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** p480/墓地 (28歳の春)
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** p485/蓬髪 (28歳の春)
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* 489/跋文
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== 少年・青年時代の回顧歌集について ==
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王仁三郎は昭和5年(1930年)7月から回顧歌を詠み始め、『[[真如の光]]』に同年8月5日号から10年10月17日号まで連載された。数え年で4歳頃から36歳頃までの出来事が歌われている。<ref>『[[出口王仁三郎著作集]] 第五巻 人間王仁三郎』「解題」p457の「故山の夢」の項</ref>
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これらの歌は
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* 「故山の夢」(10~28歳頃) →第3歌集 [[故山の夢]]
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* 「霧の海」(4~28歳頃) →第6歌集 [[霧の海 (歌集)|霧の海]]
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* 「青嵐」(29歳頃) →第8歌集 [[青嵐]]
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* 「浪の音」(30~31歳頃) →第10歌集 [[浪の音]]
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* 「百千鳥」(32~35歳頃) →歌集 [[百千鳥]]
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という題が付けられており、同題の歌集として刊行された。
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「都鳥」は昭和10年10月10日号と同月17日号の2回連載しただけで休載となった<ref>『真如の光』昭和10年10月25日号p1に「回顧歌都鳥は作者御多忙に為め本回は休載いたします」とあり、同号からは代わりに道歌が掲載されている。</ref>。
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「故山の夢」から「浪の音」までの4冊は王仁三郎在世中に刊行されたが、「百千鳥」は昇天後に刊行された。「都鳥」は歌数が少ないため「百千鳥」の最後に付け加えられている。
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 →[[出口王仁三郎の著述#歌集]]
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== 脚注 ==
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2023年5月20日 (土) 14:59時点における最新版

故山の夢(こざんのゆめ)は、出口王仁三郎の著書。第3歌集。数え年で10歳から28歳春までの出来事を回顧して詠んだ歌で、昭和5年8月から6年4月までに『真如の光』で発表した歌をまとめたもの。1733首ある[1]

概要

題名 故山の夢
著者 出口王仁三郎
発売元 第二天声社
発行日 昭和6年(1931年)8月5日
頁数 494
定価 2円80銭
OBN OBN:1193
備考 「自序」に、本書の続編を『夢の国』と題して著すことにしたと書いてあるが、実際には『霧の海』という題で発行された。
  • 昭和10年(1935年)10月に天声社から発行された『出口王仁三郎全集 第八巻 我が半生の記』p28~174に本書の抄出が収録された。
  • 昭和48年(1973年)11月に読売新聞社から発行された『出口王仁三郎著作集 第五巻 人間王仁三郎』p38~55に本書の抄出が収録された。
  • 昭和51年(1976年)8月7日に天声社から『自叙回顧歌集 故山の夢』(492頁、OBN:1293)が発行された。
  • 平成8年(1996年)3月22日にあいぜん出版(→みいづ舎)から復刻版(OBN:1417)が発行された。
  • 平成18年(2006年)8月に天声社から『新修・自叙回顧歌集 故山の夢』(351頁、OBN:1875)が発行された。

目次

(昭和6年版の目次)

  • 自序
  • 田家の明暮
    • p001/野遊 (10歳の頃)
    • p007/柴刈 (11歳より12~3歳頃まで)
    • p011/芝居 (12歳の頃)
    • p015/狭田 (12~3歳の頃)
    • p020/土蜂 (12~3歳の頃)
    • p024/鯰取 (13~4歳の頃)
    • p028/教鞭 (13歳より16歳まで)
    • p034/下僕 (15~6歳の頃)
  • 夏冬の労役
    • p041/角力 (16歳の頃)
    • p047/荷車 (17~8歳の頃)
    • p053/初恋 (17~8歳の頃)
    • p056/懐古 (17~8歳の頃)
    • p058/夜遊 (17~8歳の頃)
    • p063/合図 (17~8歳の頃)
    • p069/悪友 (18~9歳の頃)
    • p076/獲鹿 (18~9歳の頃)
  • 若葉の神風
    • p083/転石 (20歳の頃)
    • p087/背輪 (21~2歳の頃)
    • p093/適齢 (21~2歳の頃)
    • p097/同胞 (21~2歳の頃)
    • p103/趣味 (22~3歳の頃)
    • p110/祭礼 (22~3歳の頃)
    • p116/麦飯 (22~3歳の頃)
    • p120/神詣 (22~3歳の頃)
  • 花鳥の興趣
    • p125/城趾 (23~4歳の頃)
    • p133/搾乳 (23~4歳の頃)
    • p137/麦蒔 (23~4歳の頃)
    • p142/米搗 (23~4歳の頃)
    • p146/毛布 (23~4歳の頃)
    • p151/晩秋 (23~4歳の頃)
    • p155/解剖 (23~4歳の頃)
    • p159/歌会 (23~4歳の頃)
    • p162/腕力 (23~4歳の頃)
    • p168/帰郷 (23~4歳の頃)
  • 専念の研究
    • p171/牧場 (23~4歳の頃)
    • p176/獣医 (23~4歳の頃)
    • p181/生業 (23~4歳の頃)
    • p185/逃牛 (23~4歳の頃)
    • p189/信仰 (24歳の頃)
    • p195/妙妙 (24歳の頃)
    • p202/試験 (25歳の頃)
    • p207/開業 (25歳の頃)
    • p211/仲裁 (25歳の頃)
    • p216/和解 (25歳の頃)
  • 連天の密語
    • p223/相聞 (25歳の頃)
    • p227/紅筆 (25歳の頃)
    • p232/名残 (25歳の頃)
    • p236/想思 (25歳の頃)
    • p242/留守 (25~6歳の頃)
    • p247/逆耳 (25~6歳の頃)
    • p252/血潮 (25~6歳の頃)
    • p257/夢現 (25~6歳の頃)
    • p261/養子 (25~6歳の頃)
    • p266/百日 (25~6歳の頃)
  • 雨後の新色
    • p271/歌舞 (25~6歳の頃)
    • p275/落角 (25~6歳の頃)
    • p281/忍路 (25~6歳の頃)
    • p285/意馬 (25~6歳の頃)
    • p289/後姿 (25~6歳の頃)
    • p295/押掛 (25~6歳の頃)
    • p300/親子 (26~7歳の頃)
    • p305/髪梳 (26~7歳の頃)
    • p311/野送 (26~7歳の頃)
  • 暁明の人生
    • p317/捨鉢 (26~7歳の頃)
    • p321/仮面 (26~7歳の頃)
    • p326/誘惑 (26~7歳の頃)
    • p332/寝巻 (26~7歳の頃)
    • p337/農児 (26~7歳の頃)
    • p342/破衣 (26~7歳の頃)
    • p348/草籠 (26~7歳の頃)
    • p352/陽炎 (26~7歳の頃)
    • p358/狭霧 (26~7歳の頃)
    • p362/雲雀 (26~7歳の頃)
    • p365/希望 (26~7歳の頃)
  • 憧憬の神光
    • p567/神愛 (28歳の春)
    • p374/遊魂 (28歳の春)
    • p377/仙境 (28歳の春)
    • p383/床縛 (28歳の春)
    • p387/神占 (28歳の春)
    • p396/嘲笑 (28歳の春)
    • p399/修行 (28歳の春)
    • p404/大道 (28歳の春)
    • p409/忍耐 (28歳の春)
    • p411/幽斎 (28歳の春)
    • p418/憑霊 (28歳の春)
    • p422/万金 (28歳の春)
  • 鍛錬の霊縁
    • p429/覿面 (28歳の春)
    • p435/白滝 (28歳の春)
    • p438/妨害 (28歳の春)
    • p443/婆心 (28歳の春)
    • p448/古疵 (28歳の春)
    • p453/負笈 (28歳の春)
    • p458/薫陶 (28歳の春)
    • p464/帰路 (28歳の春)
    • p468/白影 (28歳の春)
    • p474/丑刻 (28歳の春)
    • p480/墓地 (28歳の春)
    • p485/蓬髪 (28歳の春)
  • 489/跋文

少年・青年時代の回顧歌集について

王仁三郎は昭和5年(1930年)7月から回顧歌を詠み始め、『真如の光』に同年8月5日号から10年10月17日号まで連載された。数え年で4歳頃から36歳頃までの出来事が歌われている。[2]

これらの歌は

  • 「故山の夢」(10~28歳頃) →第3歌集 故山の夢
  • 「霧の海」(4~28歳頃) →第6歌集 霧の海
  • 「青嵐」(29歳頃) →第8歌集 青嵐
  • 「浪の音」(30~31歳頃) →第10歌集 浪の音
  • 「百千鳥」(32~35歳頃) →歌集 百千鳥
  • 「都鳥(みやこどり)」(36歳頃) →都鳥 →歌集 百千鳥

という題が付けられており、同題の歌集として刊行された。

「都鳥」は昭和10年10月10日号と同月17日号の2回連載しただけで休載となった[3]

「故山の夢」から「浪の音」までの4冊は王仁三郎在世中に刊行されたが、「百千鳥」は昇天後に刊行された。「都鳥」は歌数が少ないため「百千鳥」の最後に付け加えられている。

 →出口王仁三郎の著述#歌集

外部リンク

  • 国立国会図書館デジタルコレクション蔵書『故山の夢』 PID:1137581

脚注

  1. 第7歌集『白童子』の「後記」に『故山の夢』の収録歌数が「一千七百三十三首 童謡三十五篇 詩九篇』と記されている。
  2. 出口王仁三郎著作集 第五巻 人間王仁三郎』「解題」p457の「故山の夢」の項
  3. 『真如の光』昭和10年10月25日号p1に「回顧歌都鳥は作者御多忙に為め本回は休載いたします」とあり、同号からは代わりに道歌が掲載されている。