壇山

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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壇山(だんざん)は、韓国の慶尚南道にある山。

霊界物語では、次の2ヶ所に出てくる。

(1) 第2巻第43章濡衣#第2巻第44章魔風恋風#

花森彦唐子姫(常世姫の手下)に浮気して、夜ひそかに2人で壇山に駆け落ちしてしまう。

妻の桜木姫は発狂し、言霊別命を夫の花森彦だと思い込んで、言霊別命に抱き付いたりする。それを見た天使・稚桜姫命は、言霊別命は不倫をしていると誤解し、竜宮城から追放してしまう。

稚桜姫命の夫・天稚彦が、壇山に花森彦を迎えに行く。花森彦は迷夢を醒まして直ちに竜宮城に帰還するが、代わりに天稚彦が唐子姫にのぼせ上がってしまい、壇山のさらに山奥に隠れて竜宮城に帰って来なかった。

(2) 第16巻第9章法螺の貝#

石熊のセリフの中に出て来る。「…股を拡げて朝鮮国へ一足飛に飛び行けば、神素盞嗚の大神の隠れ場所なる慶尚道の壇山に某が片足を踏み込み…」

玉鏡の「素尊と稚姫岐美命」には、素盞嗚尊稚姫岐美命(霊界物語の稚桜姫命のこと)の間に「エロ関係」があったとき、大ひるめ尊が稚姫岐美命を「高麗の国」に追放した。その稚姫岐美命が住んでいたのが「壇山」であるということが記されている。天教山の素盞嗚尊と壇山の稚姫岐美命は、相手のもとへ会いに行くのだが、行き違いになってしまう。そういう経緯で素盞嗚尊は壇山にやって来たようである。


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