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*大正12年([[1923年]])旧2月10日(新3月26日)、[[出口王仁三郎]]は鳥取県の[[皆生温泉]]に滞在中、[[高熊山入山]]から満25年目を迎えた。夜見ケ浜の浜辺を筆録者と散歩していると、八大竜王が鼓を打って一行を迎えた。{{rml|57|0001|序文}}== 脚注 ==*[[天照大御神]]と[[須佐之男命]]の[[誓約]]のときに生まれた[[五男三女神]]を「[[八王子]]」と呼ぶが、これを仏教では「八大竜王」と呼ぶ、と霊界物語に書いてある。{{rm|12|29}}<references/>
八大竜王
,編集の要約なし
'''八大竜王'''(はちだいりゅうおう)(八大龍王)とは、仏教で仏法を守護する8人の竜神のこと。(はちだいりゅうおう)とは、仏教で仏法を守護する八頭の竜神のこと。
霊界物語では、そのうち[[サーガラ竜王]](サァガラ竜王・シヤーガラ竜王)、[[タクシャカ竜王]]、[[ウバナンダ竜王]]、[[マナスイン竜王]]の4人が登場して活動する。 {{rm09|14|9901|跋文}}と{{rm09|57|0001|序文}}には、8人全員の名前が記されている。の四頭が登場して活動する(他の四頭は名前だけの登場)。
{{rm09|14|9901|跋文}}と{{rm09|57|0001|序文}}に、八頭全員の名前が記されている。
{| class="wikitable"
|-
! style="white-space:nowrap" | 第57巻序文に<br>記されている<br>名前(カタカナ) カタカナ名<ref>元々のサンスクリット語の呼び方。</ref><ref>この一覧表は八頭が一般的な順序で並べた。第14巻跋文でもその順序だが、第57巻序文に掲載されている順序は少し異なる。5番目までは同じだが、6番以降が6.マナスイン 7.ウッパラカ 8.アナワタブタ の順になる。</ref> !! style="white-space:nowrap" | 第57巻序文に<br>記されている<br>名前(漢字) 漢字名<ref>別名。</ref> !! style="white-space:nowrap" | 第14巻跋文に<br>記されている<br>名前 漢字名<ref>サンスクリット語の名前を音写したもの。</ref> !! 一般に呼ばれている名前一般的に呼ばれている名前<br>(出典:[http:(コトバンクによる<ref><kb>八大竜王</kb></ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E5%A4%A7%E7%AB%9C%E7%8E%8B ウィキペディア]ref>)
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| ナンダナーガラーシャ || <ruby><rb>歓喜竜王</rb><rp>(</rp><rt>かんきりゅうおう</rt><rp>)</rp></ruby> 歓喜竜王(かんき) || 難陀竜王 難陀竜王(なんだ) || 難陀(なんだ - Nanda)訳:歓喜難陀(なんだ)Nanda(ナンダ)歓喜の意。
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| [[ウバナンダ]] || <ruby><rb>善歓喜竜王</rb><rp>(</rp><rt>ぜんかんきりゅうおう</rt><rp>)</rp></ruby> 善歓喜竜王(ぜんかんき) || 跋難陀竜王 跋難陀竜王(ばつなんだ) || 跋難陀(ばつなんだ - Upananda)訳:亜歓喜。難陀の弟。難陀竜王と共にマガダ国を保護して飢饉なからしめ、また釈迦如来の降生の時、雨を降らしてこれを灌ぎ、説法の会座に必ず参じ、釈迦仏入滅の後は永く仏法を守護した。跋難陀(ばつなんだ)Upananda(ウパナンダ)ナンダの弟の意。
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| [[サーガラ]] || <ruby><rb>海竜王</rb><rp>(</rp><rt>かいりゅうおう</rt><rp>)</rp></ruby> 海竜王(かい) || 娑伽羅竜王 娑伽羅竜王(しゃがら) || 娑伽羅(しゃから - Sagara、沙掲羅、娑羯羅などとも音写)訳:大海。竜宮の王。法華経・提婆達多品に登場する八歳の竜女はこの竜王の娘である。また善女竜王(清瀧権現)も娑伽羅の娘(第三王女)である。娑伽羅(しゃから)Sagara(サーガラ)海の意。
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| ワーシュキ || <ruby><rb>多頭竜王</rb><rp>(</rp><rt>たとうりゅうおう</rt><rp>)</rp></ruby> 多頭竜王(たとう) || 和修吉竜王 和修吉竜王(わしゅうきつ) || 和修吉(わしゅきつ - Vaski)訳:多頭、九頭竜。多頭竜ともいう。九頭一身の竜王で、須弥山を守り細竜を取って食すという。和修吉(わしゅきち)Vaski(バースキ)九頭の意。
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| [[タクシャカ]] || <ruby><rb>視毒竜王</rb><rp>(</rp><rt>しどくりゅうおう</rt><rp>)</rp></ruby> 視毒竜王(しどく) || 徳叉迦竜王 徳叉迦竜王(とくしゃか) || 徳叉迦(とくしゃか - Taksaka)訳:多舌現毒。この竜が怒って凝視された時、その人は息絶えるといわれる。徳叉迦(とくしゃか)Taksaka(タクシャカ)多舌の意。
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| [[マナスイン]] アナワタブタ || <ruby><rb>大身大力竜王</rb><rp>(</rp><rt>たいしんたいりきりゅうおう</rt><rp>)</rp></ruby> 無悩清涼竜王(むなうせいりょう) || 摩那斯竜王 阿那婆達多竜王(あなばだった) || 摩那斯(まなし - Manasvin)訳:大身、大刀。阿修羅が海水をもって喜見城を侵したとき、身を踊らせて海水を押し戻したという。阿那婆達多、または阿耨達(あのくだつ)Anavatapta(アナバタプタ)無熱悩の意。
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| ウッパラカ [[マナスイン]] || <ruby><rb>青蓮華色竜王</rb><rp>(</rp><rt>せいれんげしょくりゅうおう</rt><rp>)</rp></ruby> 大身大力竜王(たいしんたいりき) || 優鉢羅竜王 摩那斯竜王(まなし) || 優鉢羅(うはつら - Utpalaka)訳:青蓮華、黛色蓮華池。優鉢羅華を生ずる池に住すという。摩那斯(まなし)Manasvin(マナスビン)慈心の意。
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| アナワタブタ ウッパラカ || <ruby><rb>無悩清涼竜王</rb><rp>(</rp><rt>むなうせいりょうりゅうおう</rt><rp>)</rp></ruby> 青蓮華色竜王(せいれんげしょく) || 阿那婆達多竜王 優鉢羅竜王(うばつら) || 阿那婆達多(あなばだった - Anavatapta)訳:無熱。阿耨達(あのくだつ)竜王ともいい、阿耨達池に住し、四大河を出して閻浮提(えんぶだい)を潤す。菩薩の化身として尊崇せられた。優鉢羅(うぱら)Utpalaka(ウトゥパラカ)青蓮華の意。
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*大正12年([[1923年]])旧2月10日(新3月26日)、[[出口王仁三郎]]は鳥取県の[[皆生温泉]]に滞在中、[[高熊山入山]]から満25年目を迎えた。夜見ケ浜の浜辺を筆録者と散歩していると、八大竜王が鼓を打って一行を迎えた、ということが{{rml|57|0001|序文}}に書いてある。
*[[天照大御神]]と[[須佐之男命]]の[[誓約]]のときに生まれた[[五男三女神]]を「[[八王子]]」と呼ぶが、これを仏教では「八大竜王」と呼ぶ、と{{rm|12|29}}に書いてある。
== 関連項目 ==
* [[ウバナンダ竜王]]
* [[サーガラ竜王]]
* [[タクシャカ竜王]]
* [[マナスイン竜王]]
== 外部リンク ==
*<wp>八大竜王</wp>
{{デフォルトソート:はちたいりゆうおう}}[[Category:霊界物語の人物|はちたいりゆうおう]]