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吾妻の国(あずまのくに)は、
(1) 霊界物語に登場する国。東にある国という意の普通名詞。
第6巻第9章「埠頭の名残」#に1回だけ出る。「吾妻の国への船出ぢや」…常世の国の東岸から春日姫が船に乗って東へ向かう。
(2) 大本神諭に登場する国。東京のこと。
【用例】「吾妻の国は一時れの実の致さぬ薄野尾、実り致さな国は栄えぬ。吾妻の国へ遙々と都に致す心悲しき」〔大本神諭 大正6年旧11月23日#〕…『新月の光』によると「吾妻の国へ遙々と都に致す心悲しき」というのは、「神様が東京遷都を悲しまれた神諭である」[1]。
脚注