宇智川

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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宇智川(うちがわ)は、霊界物語に登場する川。アルタイ山の方面にある。

概要

  • 表記ゆれ:宇智の川、宇智野川(うちのがわ)[1]
  • 初出:第10巻第32章土竜#
  • 主に第10巻に出る。第11巻にも1回だけ出る。
  • アルタイ山の麓の原野を流れるかなり大きな川で、この川を渡る者は100人中99人まで生命を取られるので、別名を「死の川」「魔の川」と呼ばれている。[2]

主なエピソード

アーメニヤへ向かう石凝姥神は宇智川の川辺に着いた。橋も舟も無く、濁流が漲っている。するとたまたま巨大な材木が次々と流れて来て、自然に浮橋が出来た。祝詞を奏上しているとウラル教の男が5人、地面の砂の中から現れ、石凝姥神を取り囲む。石凝姥神が宣伝歌を歌うと5人は改心し三五教に入る。一行6人は浮橋を西へ渡る。男の一人、鰤公が「アルタイ山には蛇掴という悪神が棲んでおり、村人が毎日12匹の蛇を捕まえて蛇掴に供えないと、村の女子供が食われてしまう。どうぞ助けて下さい」と言う。石凝姥神は村人を助けるために、鉄谷村(かなたにむら)へ向かう。〔第10巻第32章土竜#第33章鰤公#〕 (この後、舞台は「鉄谷村」に移る)

現実の地理

愛善世界社版第10巻p325の注記には、宇智川は「オビ川の上流に相応すると思われる。なおオビ川は信濃川に比定されるが、信濃川の上流上田市の近くに内村という地名がある」と書かれている。

脚注

  1. 宇智野川は第11巻第1章クス野ケ原#だけに出る。
  2. 第10巻第32章土竜#