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お国(おくに)は、霊界物語に登場する人物。2人いる。
- 第20巻第5章「親不知」#に登場するお国は、宗彦の先妻。夫・宗彦の身持ちの悪さを苦にして、溜池で自殺したことが、宗彦のセリフの中で語られている。宗彦はその後、お勝を妻にした。
- 第37巻第13章「煙の都」#に登場するお国は、多田亀の先妻。多田琴の実母。喜三郎は大阪に初宣教に出た際に、今は大阪に住んでいるはずのお国の家に行こうと交番で尋ねたが、住所を知らなかったので場所が分からなかった。『大地の母』によると、お国は多田琴が子供の頃、極道の多田亀に愛想を尽かして離婚し、大阪の口入れ屋(手配師)に後妻に行った[1]。
脚注