春子姫 (曖昧さ回避)
春子姫(はるこひめ)は、霊界物語に登場する人物。複数いる。
- 第1巻に登場する春子姫。武蔵彦一派の悪神で、武蔵彦の娘[1]。「悪狐の姿をした悪神」[2]。悶死して根の国底の国に落ちる[3]。第1巻第24章「神世開基と神息統合」#と第25章「武蔵彦一派の悪計」#のみに登場する。
- 第3巻に登場する春子姫。百照彦(真心彦の従臣)の妻[4]。第3巻第45章「猿猴と渋柿」#と第46章「探湯の神事」#のみに登場する。舞曲に秀でており「天上における第一位の芸能者」[5]。夫のために、主の真心彦(天使長・沢田彦命の部下の天使)に舞曲を披露する。しかし真心彦がたびたび春子姫を招いて舞曲を演じさせたため、真心彦と春子姫の間によからぬ風評が立った。それを耳にした国治立命は真心彦に不義の行為の有無を問いただす。真心彦と春子姫は探湯の神事を行い、潔白が証明された。このエピソードは三鏡の月鏡「探湯の釜」#でも言及されている。また、伊都能売神諭 大正8年3月8日#にも出てくるが、真心彦と春子姫の間に「怪しき行為が結ばれた」と記されている。
- 第69巻に登場する春子姫。ヒルの国の清香姫(国司・楓別命の娘)の侍女。単に「春子」とも呼ばれている。清香姫と共に城を脱け出す。第69巻第17章「琴玉」#~第22章「有終」#に登場する。
似た名前の人物
脚注
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