霊界物語第18巻の諸本相違点

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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霊界物語第18巻の諸本相違点について記す。

霊界物語諸本相違点とは、霊界物語刊本の諸本(初版校定版愛善世界社版など)の本文の相違点のことである。

  • 諸本すべてをチェックしたわけではない。飯塚弘明霊界物語ネットのデータ作成の過程において気がついた相違点をピックアップしたものである。霊界物語ネットは愛善世界社版を底本にしており、主に愛善世界社版八幡書店版との相違点をピックアップしてある。全ての相違点ではなく、あくまでも気がついた点だけである。
  • 八幡書店版の本文は校定版とほぼ同じである。また、王仁DBのデータは霊界物語ネットと同じである。
  • 各諸本を次のように略す。 初…戦前の初版 再…戦前の再版(第二版のこと) 三…戦前の三版(四版以降も同様に略す) 御…聖師御校正本 普…普及版 校…校定版 修…修補版 八…八幡書店版(八幡版) 愛…愛善世界社版(愛世版) R…霊界物語ネット
  • 最も基準にすべき原典は御校正本であり、それと他の諸本を比較すべきである。また、八幡版の底本は校定版である。しかし霊界物語ネットのデータ作成の段階では御校正本や校定版が入手できなかったため、やむを得ず、八幡版や愛世版を基準にして、御校正本や校定版を比較しているかのような書き方をしている場合もある。
  • 天祥地瑞は最初から校正された状態で発刊されているため、御校正本というものは存在しない。戦前発行された初版と、戦後発行された版(再版以降)との比較になる。
  • ストーリー上の矛盾や、意味の変更を伴うような重大な相違点については 【重大】 という表示を付けた。
  • 『凡例』は八幡版にはない。校定版には「あとがき」として掲載されている。ただし「一、『霊界物語』が段々発表されて(略)ハツキリして来た。」の部分が削除されている。

p2(総説) 八乙女(やをとめ)を四方八方に、遣は給ふ
p3 八人乙女(やたりをとめ)を四方八方に、遣はたまふ
p638 校定版と同じ
p3 御校正本と同じ
御校正本と同じ
p14(第1章) 亀彦、委細承知仕りました。
p15 『委細承知つかまつりました。
p642上 校定版と同じ
p14 御校正本と同じ
御校正本と同じ
p71(第4章) (まが)ふべらなる
p64 (まが)ふべらなる
p61 御校正本と同じ
御校正本と同じ
p82(第4章) 咫尺を弁ぜずと云ふ
p70 御校正本と同じ
「澹」(一般には「暗澹」と書く。「憺」は別の文字)
p102(第5章) 何処もかも天地暗
p86 御校正本と同じ
「澹」(一般には「暗澹」と書く。「憺」は別の文字)
p667上 鹿公『紫姫様
p82 鹿公『紫姫様、
愛世版と同じ
p118(第6章) 婆アは頻りに四人の来たのも知らずに水垢離を取り居たり。
p102 婆アは四人の来たのも知らずに、しきりに水垢離を取りゐたり。
p673上 校定版と同じ
p98 御校正本と同じ
御校正本と同じ (文としては校定版の方が適正だが、御校正本の方を採用しておく)
p122(第6章) ポイポイポイと兎渡りに渡りつき。(改行)腰を折り両手をもみながら、(改行)お節『黒姫の
p106 ポイポイポイと兎渡りに渡りつく。お節は腰を折り両手をもみながら、(改行)『黒姫の
p674下 校定版と同じ
p102 御校正本と同じ
御校正本と同じ(2020/5/9までは校定版と同じ)
p124(第6章) オンアボキヤ、ビルシヤナブツ、マカモダラニブツ、ヂンラバ、ハラバリタヤと
p107 オン、アボキヤ、ベイロシヤノ、マカボダラマニ、ハンドマ、ジンバラ、ハラバリタヤと
p675上 校定版と同じ
p103 御校正本と同じ
御校正本と同じ (密教の真言「光明真言」だと思われるが、語句は校定版の方が正確)
p133(第7章) 音彦、加米彦両人も変な奴だが
p50上 「加米彦」
p115 「勘公」
p678上 「勘公」
p111 「加米彦」
【重大】「加米彦」
p150(第7章) あなたが居つて呉れたばつかりに(略)あなた方三人の (後ろの方は「あなた方」になっている)
p123 あなた方が居つてくれたばつかりに(略)あなた方三人の
p683上 校定版と同じ
p124 御校正本と同じ
校定版と同じ
p167(第8章) 黄貂(きてん)、一名雷獣と云ふ獣は
p141 木貂、一名雷獣といふ獣は
p137 御校正本と同じ
御校正本と同じ(一般的には「木貂」と書が、直さずにそのままにしておく)
p707下 そら其処に三五教の宣伝使がをるぞ』
p190 そら其処に三五教の宣伝使が立つて居るぞ』
愛世版と同じ
p712上 松村真登録 (誤字)
p201 松村真澄
愛世版と同じ
p721下 『ほんに、マア見事な案子山彦の神さまですこと』 (誤字)
p227 『ほんに、マア見事な案山子彦の神さまですこと』
愛世版と同じ
p283-284(第14章) これ迄独身主義を高帳して来た手前 (元々は「高調」だが、「調」を「張」に訂正しているので、「高帳」という言葉に意図があると思われる)
p239 これまで独身主義を強調してきた手前
p723下 校定版と同じ
p231 御校正本と同じ
御校正本と同じ
p738下 好い処へ帰つてくれた
p272 好い処へ帰つて来て呉れた
愛世版と同じ