お軽(おかる)は、霊界物語に登場する人物。木山の里の常楠・お久夫婦の娘。家に泊まったバラモン教の宣伝使に扮した泥棒二人に殺された[1]。その二人は生き別れた兄の虻公・蜂公(後に清彦・照彦に改名)であった。
第23巻第5章「親子奇遇」#~第7章「知らぬが仏」#に名前が出る。
脚注
- ↑ 第23巻第5章「親子奇遇」#:お久のセリフ「此間もバラモン教の宣伝使ぢやとか云つて、老爺と婆アと娘と三人連れの所へ、二人の奴が泊り込み、夜の夜中を見済まして、此婆アや爺どのを柱にひつ括り、一人の娘を調裁坊に致し、年寄りの蓄めた金をスツクリふんだくり、終局にや娘を嬲殺しにして帰りやがつた」、「せめて二三日前にお前が帰つて呉れたなら、妹のお軽もあんな目に会うのではなかつたぢやらうに」