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虎公
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# [[第6巻]]に登場する虎公。[[御年村]]の百姓で、[[自称丑寅の金神]]<ref>{{rm|6|44|俄百姓}}:虎公のセリフ「俺をなんと心得てをる。丑の年に生れた虎さまだぞ。丑寅の金神さまぢや」</ref>。手力男神の前身<ref>{{rm|6|45|大歳神}}:「この虎公は(略)天の岩戸の変に際し、岩戸を押し開けたる手力男神はこの男の後身なりける」</ref>。図抜けた大きい男<ref>{{rm|6|45|大歳神}}:「このとき丑寅と自称した虎公は、一座の中でも図抜けた大きい男である」</ref>。[[広道別]]天使はこの虎公に「[[岩彦]]」という名を与えた<ref>{{rm|6|47|仁王と観音}}:「広道別天使は、この大男に'''岩彦'''といふ名を与へ」</ref>。 →「[[手力男]]」を見よ
# {{rm|7|38|雲天焼}}で[[豊の国]]の[[熊公]](大男)のセリフの中に出る虎公。「豊日の別の神の国 豊日の別の神国は 荒ぶる神や曲津神 曲つた心の八公や 虎公のやうな奴が居る」。[[虎転別]]のこと(豊の国の守護職となり豊日別と改名した)。 →「[[豊日別]]」を見よ
# [[第8巻]]に登場する、[[巴留の国]]の虎公。通称・喧嘩虎。最初は「甲」という名で出る。{{rm|8|20|張子の虎}}・[{{rms|8|21|滝の村}}に出る。虎公と芳公は酒に酔い蚊々虎に殴りかかる。
# [[第9巻]]に登場する虎公。[[熊公]]とコンビ。綽名は「鬼の虎公」。罪悪感に責められ、[[アタル丸]]の船上から海に身を投げる。[[志芸山津見]]と改名する<ref>{{rm|9|21|志芸山祇}}:「忝なくも「汝はこれより志芸山津見命と名を賜ふ。[[カルの国]]に到つて宣伝使となれ」と、思ひがけなき有難きお言葉を頂き」</ref>。 →「[[志芸山津見]]」を見よ
# [[第11巻]]に登場する虎公。[[コーカス山]]に[[大気津姫]]の御殿を造りに行く四人の大工([[牛公]]、[[馬公]]、[[鹿公]]、虎公)の一人。実は[[ウラル教]]の目付役・[[牛雲別]](牛公)の部下<ref>{{rm|11|21|俄改心}}:時公のセリフ「貴様は牛公とは詐り、牛雲別と謂ふ曲神であらうがな。その他の三人の者共、何れも皆その方の手下の者共だ」</ref>。{{rm|11|18|琵琶の湖}}~{{rms|11|21|俄改心}}に出る。