ラサフの都(らさふのみやこ)は、霊界物語に登場する都市。西蔵の都。第15巻だけに登場する。
世界漂白の旅に出た神素盞嗚大神は西蔵のラサフの都を訪れた。西蔵で行われていた多夫一婦制の風俗を止めさせる。従者の高国別は地底の岩窟(奇の岩窟)で、三五教の亀彦・梅彦ら宣伝使一行と遭遇。愛子姫(素尊の長女)と結婚する。岩窟の館ではウラナイ教の高姫らが酒宴を開いていた。〔第15巻第13章「神女出現」#~第18章「婆々勇」#〕
西蔵(現在の中国のチベット自治区)の首府がラサ(Lasa)。「ラサフ」は「ラサ府」か?