フサの海
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概要
主なエピソード
黄泉島の沈没[3]によってフサの海は海面が上昇し、海辺の低地はほとんど水没してしまった。その海を鶴山丸が進んで行く。乗客の中に、アーメニヤに帰国するウラル教の半ダース宣伝使がいた。竜宮島で三年間宣教を行ったが成果がなかったため、その失敗をどう復命するかで思い悩んでいる。すると突然暴風雨に襲われ、船が沈没しそうになる。そこへ三五教の宣伝使・日の出別命が宣伝歌を歌うと、暴風はたちまち鎮まった。半ダース宣伝使は、日の出別命と戦うか降伏するか思案していると、また暴風雨に襲われる。半ダース宣伝使はしどろもどろでウラル教の宣伝歌を歌った。船は暴風に流されて、フサの国の海岸の「タルの港」に着いた。〔第13巻第2章「波斯の海」#~第3章「波の音」#〕