赤切公園
Jump to navigation
Jump to search
概要
主なエピソード
赤切公園の真ん中で浮浪階級大演説会が開かた。数千人の聴衆が集まり、聴衆一人につき一人くらいの割合で警官が繰り出し、会長ブルドックが演説する。取締(警官)は中止解散を命じるが、弁士は次から次へと登壇し、取締はそれを引きずり落とそうとし、聴衆と取締が大乱闘となる。町のあちこちから火が上がるが、愛州たちが消防隊を組織して消火する。騒動がやや収まり、一旦逃げ散った群集が再び赤切公園に集まり、演説会が再開される。取締と聴衆と乱闘になり戦場と化すが、そこへ白馬に乗り被面布を被った松代姫と称する女武者が現れ、宣伝歌を歌うと、浅原山の山頂を目がけて走り去る。その正体は常磐姫で、擾乱を鎮めるために現れたのである。その後、被面布を被った女が春乃姫(国司の娘)が現れ宣伝歌を歌うと、聴衆も取締も家路についた。〔第69巻第11章「気転使」#〕