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また河津雄の論稿の中で、次のように王仁三郎の「また[[河津雄]]の論稿の中で、次のように王仁三郎の「[[皇道経済我観]]」から引用されている。(ただし皇道経済我観はアレンジされて文言が異なる複数のバージョンがあり、どの文献から引用したものかは不明)
細矛千足国
,編集の要約なし
{{Inyou|外交の弱いのは軍備が充実してゐない時である。軍備が充実してゐる時には外交が強くなる。日本は国民皆兵の国であり'''細矛千足の国'''である。「千足」といふ事は「一切の」といふことである。子供も、爺も婆も、みんなといふ事が千足といふ意味である。「細矛」といふ言霊は約り、矛と劔といふ意味もあるが、言霊学から云へば「細矛」といふのは「秀でたる子」であり、日本人は秀子(日子)であり、細矛といふのである。その尚武の気をもつて居る国民が国内に充実して居るのが「細矛千足」といふ名義となつて来たのである。|『[[出口王仁三郎全集]] 第一巻』「{{obc|B121801c52|第6章 挙国更生}}」、初出:『[[昭和]]』昭和7年12月号「出口王仁三郎氏に挙国更生を聞く 第二回」(座談会)}}
{{Inyou|皇道政治は、先づ軍農中心から始まらねばならぬ。これも亦皇典古事記の明示し給ふ所であつて、'''細矛千足の国'''とは、農を本とし、衣食住の堅実にして、国本国防充ち足らひ、世界万邦を指導帰服せしむる如き、世界の中津国でなければならぬとの謂である。(略)自給自足とは農村自体が個々の立場に於て'''小細矛千足の国'''でなければならぬとの謂である。これは単に武備の意味でなく衣食住其他一切の充実した国と云ふ意味に於て、さうあるべきが本質であるからである。国々が山野河海の天然に於て、一区画を形成してゐる事が、其儘天意に出て居るので夫々国魂の神の御守護の下に分在してゐるのである。斯るが故に、夫々自給自足の出来る様になつてゐるのが'''千足の国'''の本然の姿である。|河津雄「[[河津雄]]「{{obc|B195502c220409|皇道経済による農村国策の大要}}」、『[[大本史料集成]] 2』p730、初出は『[[神聖]]』昭和9年12月号}}
[[霊界物語]]には{{rm|10|28|言霊解二}}と{{rm|nm|5|心の奥}}に出る。