イホの国

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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イホの国(いほのくに)は、霊界物語に登場する国。現代のエジプトのこと。

目次

概要

  • 別称:埃及(えじぷと、いほ)、埃及国(えじぷとこく)、エジプト [1]
  • 「エジプト」の原典での表記は「エヂプト」が多い。
  • 「埃及」はエジプトの漢字表記として一般に使われているが、「イホ」という読み方は王仁三郎独自の読み方で、「エジプト」の言霊反しが エシ→イ フト→ホ で「イホ」になる。
  • 現実の地理ではエジプトはアフリカ大陸にあるが、霊界物語のイホの国は筑紫島に含まれないようである。次の記述にあるように、イホを通り過ぎた向こう側に筑紫島がある。また、ナイル川に相応する白瀬川はイホの国ではなく豊の国にある。
    • 第12巻第2章直会宴#:「イホの都ものり越えて いよいよ筑紫の島に着く」
    • 第12巻第4章初蚊斧#:「我々はイホの都を越えて、筑紫島、豊の国の白瀬川の滝に魔神が潜むで災害をなすと聞き」
  • 初出:第5巻第37章片輪車#
  • イホの都はバラモン教発祥地である。→「イホの都#概要」を見よ
  • イホの人間は8割がウラル教である。[2]

住民

→「イホの都#住民」を見よ

主なエピソード

第5巻第12巻の2回、舞台となる。

第5巻

埃の宮(えのみや)で、祝部神が、鷹住別春日姫と再会する。

地中海を渡る船が荒波の中、西南の岸に着いた。ここは「埃の宮」と呼び、また「埃の港」と呼ぶ。祝部神を始め乗客一同は上陸した。埃の宮で祝部神は月照彦神と邂逅するが、再び別れて、月照彦神は東を指して、祝部神一行三人(祝部神杉高彦祝彦)はエルサレムを指して道を急いだ。すると鷹住別を乗せた車を春日姫が引いて北へ向かっているのに出会わした。春日姫は気づいて「斎代彦(祝部神の旧名)では?」と声を掛けるが、祝部神はわざと惚けて否定する。祝部神は滑稽諧謔な歌を歌い踊り狂うと、車上の鷹住別は足が悪いのも忘れて立ち上がり一緒に踊り出した。〔第5巻第35章波上の宣伝#末尾~第38章回春の歓#

第12巻

イホの都で、蚊取別三光の宣伝使初公の五人が白瀬川の滝の魔神を言向け和しに向かう。また蚊取別が祝姫に離縁を言い渡す。〔第12巻第2章直会宴#第12章化身#〕 →詳細は「イホの都#主なエピソード」を見よ

(実際の白瀬川の滝でのエピソードは「白瀬川 (ナイル河)」「豊の国」を見よ)

イホの国にある地名

現実のイホの国

エジプト。

脚注

  1. 使用回数は、イホの国3回、埃及国7回で、「埃及国」の方が多いが、都は「埃及都」より「イホの都」が圧倒的に多いため(→イホの都を見よ)、それに合わせてカタカナの「イホの国」を代表表記とする。
  2. 第12巻第2章直会宴#:「此のイホの人間は八分までウラル教だから秘して居つたが」

関連項目

外部リンク