筑紫の島
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筑紫の島(つくしのしま)は、霊界物語に登場する島。太古のアフリカ大陸のこと、また、その雛型である九州のこと。
目次
概要
国
主なエピソード
筑紫の島は次の2ヶ所で舞台となる。
「筑紫」が付く言葉
「筑紫」の言霊解
第30巻附記 天津祝詞解#の「筑紫の日向」の説明の中で、次のように解説されている。
筑紫は「尽くし」「究極」「完全無欠」「円満具足」である。数で言えば「九」であり、筑紫が九州[6]に分かれているのはそのためである。筑紫や九州という地名が先に起こったのではなく、地名は後から付けられたもので、本来は筑紫も日向も天地創造の時からの語である。
古事記での筑紫の島
ナギ・ナミの国生みによって筑紫島が生まれる。
「次に筑紫の島を生みたまひき。この島も身一つにして面四つあり。面ごとに名あり。かれ筑紫の国を白日別といひ、豊の国を豊日別といひ、肥の国を建日向日豊久士比泥別といひ、熊曽の国を建日別といふ。」(『新訂古事記』角川文庫)
その他
「筑紫」は霊界物語の中で、「心筑紫の」とか「誠筑紫の」というように、「尽くし」の語呂合わせ的に使われる場合も多々ある。
脚注
- ↑ 使用回数は、筑紫の島67回、筑紫島24回(島と嶋を問わず)、筑紫洲1回、筑紫の洲1回
- ↑ 第6巻第25章「金勝要大神」#:「つぎに純世姫神をして、筑紫の守り神となさしめ給ひぬ。これを多計依姫といふ。筑紫の島とは現代の亜弗利加大陸なり」
- ↑ 3.0 3.1 第35巻第1章「言の架橋」#:「さうして此島は身一つにして面四つあり。火の国、豊の国、筑紫の国、熊襲の国と大山脈を以て区劃されてゐる。さうして島の過半は大沙漠を以て形作られてゐる」
- ↑ 第7巻第40章「三人奇遇」#:「この島は身一つに面四つあり、豊国、肥国、熊襲国、筑紫国と区別され居るなり。しかしてこの四つの国を総称して又筑紫の洲といふなり」
- ↑ 第12巻第2章「直会宴」#:「イホの都ものり越えて いよいよ筑紫の島に着く」:イホを越えたその向こう側に筑紫の島があると読める。
- ↑ ここで言う九州とは、筑前、筑後、肥前、肥後、豊前、豊後、日向、大隅、薩摩の九つの国のことだと思われる。