来勿止の関所
概要
主なエピソード
高城山の松姫は、堺峠の山麓で二人の女神に出会い、高熊山の岩窟で言照姫(神素盞嗚大神の御使いで、玉照彦の母)に逢って玉照彦を連れて帰りなさいと言われる。来勿止の神の関所に着くと、来勿止神が、ここで七日間荒行をして副守護神を追い出してから行きなさい、と命じられ、荒行を行う。四日目に、もう修行が済んだから山へ行ってよろしいと許可が出て、一人で高熊山を上って行く。〔第19巻第14章「声の在所」#~第16章「玉照彦」#〕 (このエピソードの続きは「神国守の関所」を見よ
現実の来勿止の関所
高熊山の来勿止の神の関所は、二つの堤を通りぬけて登り口の平坦地である。昔はここらはまったく深山でありまして、山から流れて来る川が高くなって滝(山神の滝)になって落ちていたのである。
出典:『新月の光』0085「来勿止の神」
脚注
外部リンク
- {{kb|久那斗神・岐神</kb>(くなどのかみ):邪霊や災禍の侵入を防ぐ道祖神のこと。
- <wp>岐の神</wp>(くなとのかみ)