男波女波

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

男波女波(おなみめなみ)は、霊界物語第3巻第29章#の章題。

男波とは〈高低のある波のうちの高い方〉、女波とは〈男波が高く強く一つ打つ前に、低く弱く二つ打つ波〉のこと。〔広辞苑〕

ただし本章では、実際の波ではなく、男女の感情がぶつかり合って交錯するさまを意味していると思われる。

春日姫竹倉別に恋をする。しかし竹倉別は春姫(春日姫の侍女)に恋をした。春姫は若彦(竹倉別の友人)に恋をしていた。

春姫は春日姫の気持ちを伝えるため竹倉別の家を訪れる。そこへ若彦がやって来たが、竹倉別が春姫を口説いているのを見て不機嫌になり帰ってしまった。春姫は若彦に嫌われたと思って苦しむ。

竹倉別は春姫に説得され、春日姫と恋仲となった。実は若彦もまた春姫に心を寄せていたが、竹倉別は口説いているのを見て竹倉別を恨み、何とかして春日姫との仲を裂いて復讐しようとする。