玉手の宮(たまでのみや)は、霊界物語に登場する宮。紫微天界の三笠山にある。
太元顕津男の神は十一柱の神を率いて、三笠山に進んだ。玉手の宮の奥の間で、太元顕津男の神は現世比女の神と婚ぎの神業を行った。現世比女の神に御子が宿り、姫神が生まれた。太元顕津男の神はその子を玉手姫と名付ける。圓屋比古の神を玉手の宮の司と定め、三笠比女の神に玉手姫の養育を頼み、現世比女の神との名残を惜しみつつ再び西南さして進んで行った。