霊界物語第14巻の諸本相違点について記す。
霊界物語の諸本相違点とは、霊界物語刊本の諸本(初版、校定版、愛善世界社版など)の本文の相違点のことである。
- 諸本すべてをチェックしたわけではない。飯塚弘明が霊界物語ネットのデータ作成の過程において気がついた相違点をピックアップしたものである。霊界物語ネットは愛善世界社版を底本にしており、主に愛善世界社版と八幡書店版との相違点をピックアップしてある。全ての相違点ではなく、あくまでも気がついた点だけである。
- 八幡書店版の本文は校定版とほぼ同じである。また、王仁DBのデータは霊界物語ネットと同じである。
- 各諸本を次のように略す。 初…戦前の初版 再…戦前の再版(第二版のこと) 三…戦前の三版(四版以降も同様に略す) 御…聖師御校正本 普…普及版 校…校定版 修…修補版 八…八幡書店版(八幡版) 愛…愛善世界社版(愛世版) R…霊界物語ネット
- 最も基準にすべき原典は御校正本であり、それと他の諸本を比較すべきである。また、八幡版の底本は校定版である。しかし霊界物語ネットのデータ作成の段階では御校正本や校定版が入手できなかったため、やむを得ず、八幡版や愛世版を基準にして、御校正本や校定版を比較しているかのような書き方をしている場合もある。
- 天祥地瑞は最初から校正された状態で発刊されているため、御校正本というものは存在しない。戦前発行された初版と、戦後発行された版(再版以降)との比較になる。
- ストーリー上の矛盾や、意味の変更を伴うような重大な相違点については 【重大】 という表示を付けた。
- 第14巻の御校正本は、昭和4年(1929年)3月10日発行の再版(二版)を校正したものである。
- 「凡例」は八幡版には掲載されていない。校定版には「あとがき」として掲載されている。
八 |
p218上 |
籔竹サン、左様なら』
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愛 |
p164 |
藪竹サン、左様なら』
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R |
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愛世版と同じ
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御 |
p239(第12章) |
婆『お竹の奴は亭主【マン】が悪うて、(「マン」に傍点)
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校 |
p203 |
(傍点が付いていない)
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八 |
p230下 |
(傍点が付いていない)
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愛 |
p196 |
御校正本と同じ
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R |
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御校正本と同じ
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御 |
p334(第16章) |
【十(と)つぎ】の道を何時迄も(「十つぎ」に傍点)
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校 |
p280 |
(「十」だけに傍点)
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八 |
p259上 |
校定版と同じ
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愛 |
p270 |
御校正本と同じ
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R |
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御校正本と同じ
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