カイン河
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カイン河(かいんがわ)は、霊界物語に登場する河。アーメニヤを流れる。
概要
- 第6巻第31章「襤褸の錦」#と第32章「瓔珞の河越」#だけに出る。
- 「カイン川」とは書かない。
- アーメニヤの神都から南方に数十丁(数百メートル)ばかり離れた田舎の村を、東西に流れるかなり広い河。[1]
- カイン河が舞台となる章のすぐ次の章第6巻第33章「五大教」#はメソポタミヤのエデン河が舞台だが、冒頭の歌に「可飲(かいん)の流れは止まるとも」と出て来て、カイン河との関連付けがされている。
主なエピソード
- カイン河のそばで4~5人の乞食がウラル教の批判をしていると、ウラル教の目付役が立ち止まり、何を話していたのか厳しく詰問するが、酒に酔っ払っている振りをして返事をしたので、目付役は帰って行った。〔第6巻第31章「襤褸の錦」#〕
- 仲間内で話しているうちに、一人がウラル教の犬(スパイ)だと分かり、カイン河に投げ込んでしまう。すると今度は、彼らと同じような乞食の姿をした人が向こうからやって来るが、当局の犬(スパイ)だと察知し、一同は河を渡って向こう岸に樹の茂みに姿を隠す。〔第6巻第32章「瓔珞の河越」#〕