元伊勢(もといせ)とは、伊勢神宮が現在地に遷座する以前に鎮座していた場所(神社)のこと。
神道五部書(伊勢神道の根本経典)の一つ『倭姫命世記』によるとそれは27宮あり、その比定地はおよそ90ヶ所もある。
一般に元伊勢と言えば宮津市の「籠神社」が一番有名であるが、大本で元伊勢と言えば福知山市大江町の「皇大神社」を指す。明治34年(1901年)の「元伊勢お水の御用」の舞台となった。