「四大綱領」の版間の差分
ページの作成:「'''四大綱領'''(しだいこうりょう)とは、祭(政)・教・慣・造の4ヶ条のこと。 == 概要 == 四大綱領の現在標準的な文言は次のものである。 {{inyou| 祭 惟神の大道 教 天授の真理 慣 天人道の常 造 適宜の事務 | }} (読み方は「{{obc|Z9030|四大綱領}}」参照) 初期は「祭《さい》」ではなく「'''政'''《せい》」だった。 {{inyou| 一、政…」 |
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| 大正11年10月口述、大正13年4月刊『霊界物語』{{rm|38|1|道すがら}}<ref>初版8頁、愛善世界社版11頁。ただし校定版11頁では「四大綱領」に修正されている。「[[霊界物語第38巻の諸本相違点]]」参照。</ref> }} | | 大正11年10月口述、大正13年4月刊『霊界物語』{{rm|38|1|道すがら}}<ref>初版8頁、愛善世界社版11頁。ただし校定版11頁では「四大綱領」に修正されている。「[[霊界物語第38巻の諸本相違点]]」参照。</ref> }} | ||
昭和10年(1935年)12月刊『[[惟神の道]]』「{{obc|B123900c048|人生の本分}}」153頁:〈政、教、慣、造の四大主義の実行である。〉<ref>この文章は{{rm|38|1|道すがら}}からの抜粋・訂正である。</ref> | * 昭和10年(1935年)12月刊『[[惟神の道]]』「{{obc|B123900c048|人生の本分}}」153頁:〈政、教、慣、造の四大主義の実行である。〉<ref>この文章は{{rm|38|1|道すがら}}からの抜粋・訂正である。</ref> | ||
* 昭和9年(1934年)6月刊『[[出口王仁三郎全集]] 第一巻 皇道編』「{{obc|B121801c42|第9章 皇道大本創立要旨}}」(三):〈抑本会は政、教、慣、造を以て皇道の四大主義とし〉<ref>この文章は『神霊界』大正6年(1917年)1月1日号(創刊号)掲載「大日本修斎会創立要旨」の転載である。</ref> | |||
昭和9年(1934年)6月刊『[[出口王仁三郎全集]] 第一巻 皇道編』「{{obc|B121801c42|第9章 皇道大本創立要旨}}」(三):〈抑本会は政、教、慣、造を以て皇道の四大主義とし〉<ref>この文章は『神霊界』大正6年(1917年)1月1日号(創刊号)掲載「大日本修斎会創立要旨」の転載である。</ref> | |||
いつ頃から「政」が「祭」に変わったのかは不明だが、たとえば昭和8年(1933年)11月刊の『皇道の栞(再版)』({{ndldl|1137547/1/161}})では「祭 惟神の大道」になっている。 | いつ頃から「政」が「祭」に変わったのかは不明だが、たとえば昭和8年(1933年)11月刊の『皇道の栞(再版)』({{ndldl|1137547/1/161}})では「祭 惟神の大道」になっている。 |
2025年4月16日 (水) 00:20時点における最新版
四大綱領(しだいこうりょう)とは、祭(政)・教・慣・造の4ヶ条のこと。
概要
現在、四大綱領の標準的な文言は次のものである。
祭 惟神の大道
教 天授の真理
慣 天人道の常
造 適宜の事務
(読み方は「四大綱領#」参照)
初期は「祭《さい》」ではなく「政《せい》」だった。
「四大綱領」ではなく「四大天職」とも呼ばれていた。
政 万世一系 天津日嗣天皇の御天職
教 天授の真理 皇道大本の天職
慣 天人道の常 教育家の天職
造 適宜の事務 実業家の天職
出典: 『神霊界』大正9年(1920年)11月11日号2頁「皇道之四大天職#」
「四大主義」と呼ばれることもあった。(本来「四大綱領」と「四大主義」は別のものである)
皇祖天照大神様が建国の御趣旨は、政教慣造の四大主義の実行であつて、
一、政は万世一系也
一、教は天授の真理也
一、慣は天人道の常也
一、造は適宜の事務也
即ち此四大主義を実践躬行するのが人生の本分であつて(略)
- 昭和10年(1935年)12月刊『惟神の道』「人生の本分#」153頁:〈政、教、慣、造の四大主義の実行である。〉[3]
- 昭和9年(1934年)6月刊『出口王仁三郎全集 第一巻 皇道編』「第9章 皇道大本創立要旨#」(三):〈抑本会は政、教、慣、造を以て皇道の四大主義とし〉[4]
いつ頃から「政」が「祭」に変わったのかは不明だが、たとえば昭和8年(1933年)11月刊の『皇道の栞(再版)』(NDLDL蔵書 PID:1137547/1/161)では「祭 惟神の大道」になっている。
関連文献
上述の文献以外に、四大主義の原文が掲載されている文献や、それが解説されている文献など。
三大学則と四大綱領は本田親徳著「道の大原」にそのベースとなるものが記されている。