「鬼城山の美山彦一派」の版間の差分
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すると鬼熊彦は足真彦が聞こえないものと思い込み、こっそりと真実をしゃべり出す。これは美山彦の計略で、今夜殺す予定である。 | すると鬼熊彦は足真彦が聞こえないものと思い込み、こっそりと真実をしゃべり出す。これは美山彦の計略で、今夜殺す予定である。 | ||
そこへ一人の美女が現われた。[[春日姫]]だ。彼女は[[月照彦]]の後を慕い、また夫・[[鷹住別]] | そこへ一人の美女が現われた。[[春日姫]]だ。彼女は[[月照彦]]の後を慕い、また夫・[[鷹住別]]を探すため、世界中を宣伝に回っていたのだが、三年前<ref>{{rm|6|4|立春到達}}:[[春日姫]]のセリフ「今より'''三年'''のその昔、美山彦の計略に乗せられ、鬼熊彦の馬に跨り、この深山の奥に誘拐かされ」、{{rm|6|8|春の海面}}:「月を力に鬼城山 蚊取の別の曲人に 誘拐されて奥山の 曲の砦に捕はれの '''三年'''の憂を忍びつつ」</ref>、[[鬼熊彦]]によって誘拐されてしまい、侍女の[[春姫]]と共にここに監禁されていた。 | ||
[[美山彦]]の妻([[国照姫]])が[[ウラル山]]に行ってからは、美山彦に妻となれと強要されていたが、貞操は守り通していた。 | [[美山彦]]の妻([[国照姫]])が[[ウラル山]]に行ってからは、美山彦に妻となれと強要されていたが、貞操は守り通していた。 | ||
実は月照彦も騙されてこの屋敷に連れて来られていた。春日姫は美山彦一派を懲らしめる策を足真彦に話す。 | 実は月照彦も騙されてこの屋敷に連れて来られていた。春日姫は美山彦一派を懲らしめる策を足真彦に話す。 | ||
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四人は[[ナイヤガラの滝]]で禊をした後、各自別れて東西南北に散って行った。 | 四人は[[ナイヤガラの滝]]で禊をした後、各自別れて東西南北に散って行った。 | ||
== 脚注 == | |||
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[[Category:霊界物語のエピソード|きしようさんのみやまひこいつは]] | [[Category:霊界物語のエピソード|きしようさんのみやまひこいつは]] | ||