「綾部生活の五年」の版間の差分

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'''綾部生活の五年'''(あやべせいかつのごねん)は、[[浅野和三郎]]の著作。大正4年(1915年)暮に大本と出会ってから、5年暮に入信して[[綾部]]に移住し、大正10年までの足掛け7年間<ref>綾部での生活は大正5年暮からなので執筆の時点でおよそ5年間になる。</ref>に体験したことを綴った自伝・回想録。最初は『[[大正日日新聞]]』に連載され<ref>松本健一『[[神の罠]]』14頁</ref>、後に単行本化された。「第一部 '''出廬'''(しゅつろ)」と「第二部 '''冬籠'''(ふゆごもり)」の2部構成。
'''綾部生活の五年'''(あやべせいかつのごねん)は、[[浅野和三郎]]の著作。前半生を綴った自伝・回想録。学生時代・教官時代の思い出や、子供の病気がきっかけで神秘現象に興味を持ち、大正4年(1915年)暮に大本と出会って5年暮に綾部に移住し、執筆の時点までのおよそ5年間の綾部生活での出来事などが記されている。最初は『[[大正日日新聞]]』に連載され<ref>松本健一『[[神の罠]]』14頁</ref>、後に単行本化された。「第一部 '''出廬'''(しゅつろ)」と「第二部 '''冬籠'''(ふゆごもり)」の2部構成。


[[八幡書店]]から平成3年(1991年)に刊行された復刻版『[[大本霊験秘録]]』には、『出廬』『冬籠』と、『[[皇道大本略説]]』の3冊(いずれも浅野和三郎の著書)が収録されている。
[[八幡書店]]から平成3年(1991年)に刊行された復刻版『[[大本霊験秘録]]』には、『出廬』『冬籠』と、『[[皇道大本略説]]』の3冊(いずれも浅野和三郎の著書)が収録されている。