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'''耳無しの木'''(みみなしのき)とは、[[霊界物語]]に登場する木。その実は「目無しの実(めなしのみ)」と呼ぶ。梨のことである。
'''耳無しの木'''(みみなしのき)とは、[[霊界物語]]に登場する木。その実は「'''目無しの実'''(めなしのみ)」と呼ぶ。梨のことである。


{{rm|5|3|臭黄の鼻}}に出る。[[塩光彦]]([[盤古大神塩長彦]]の息子)と[[玉春姫]]([[八王大神常世彦]]の娘)は駆け落ちして[[エデンの園]]の東北隅の大樹で密かに暮らしていた。盤古大神は2人を見つけ、樹上の2人に下りろと叫んだが、2人には聞こえなかった。何故ならこの木の実を食べると、目は見えなくなり、耳は聞こえなくなるからである。「ゆゑにこの木を耳無しの木と云ふ。その実は目無しの実といふ。今の世に「ありのみ」といひ、梨の実といふのはこれより転訛したものである」
{{rm|5|3|臭黄の鼻}}に出る。[[塩光彦]]([[盤古大神塩長彦]]の息子)と[[玉春姫]]([[八王大神常世彦]]の娘)は駆け落ちして[[エデンの園]]の東北隅の大樹で密かに暮らしていた。盤古大神は2人を見つけ、樹上の2人に下りろと叫んだが、2人には聞こえなかった。何故ならこの木の実を食べると、目は見えなくなり、耳は聞こえなくなるからである。「ゆゑにこの木を耳無しの木と云ふ。その実は目無しの実といふ。今の世に「ありのみ」といひ、梨の実といふのはこれより転訛したものである」